toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「江戸「仕事人」案内」 岡村直樹

2018年07月18日 | 読書日記
時代小説を職業から紹介すると言うちょっと変わった視点の本。

ある作品から、その主人公または重要な登場人物などの職業に焦点を当てて、作品の紹介と職業の解説から成り立っている。
紹介されている職業は100業種。
中には「必殺仕事人」は無いけれど、「公事宿」のところでそれらしい職業がちょっと登場する。
「女掏摸」とか「浪人」と言ったこれは職業じゃないだろう・・と言うものもある。

目の付け所は面白いけれど、作品の紹介と職業の解説と言うことでどちらも中途半端で、物足りない。
この場合は職業解説に重点を置いて、タイトル通りの内容にした方が良かったと思う。





山と渓谷社

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