同棲しているカップル、奈世と弦が考えていることを交互に書いた非常に内省的で特にストーリらしいものが何もない小説。
一緒に収録されている「自然に、とてもスムーズに」は、その後日譚。同じスタイルを取っているけれど、ストーリ展開があって、奈世が弦にプロポーズすることから関係がおかしくなり奈世が故郷に帰るところから始まる。
やがて弦が迎えに来て元に戻るのだけれど、奈世が最初から最後まで割と一貫しているのに対し、弦の心境の変化がまるで理解できない。
どっちにしても二人共良くわからないし、楽しい小説ではない。
文藝春秋
一緒に収録されている「自然に、とてもスムーズに」は、その後日譚。同じスタイルを取っているけれど、ストーリ展開があって、奈世が弦にプロポーズすることから関係がおかしくなり奈世が故郷に帰るところから始まる。
やがて弦が迎えに来て元に戻るのだけれど、奈世が最初から最後まで割と一貫しているのに対し、弦の心境の変化がまるで理解できない。
どっちにしても二人共良くわからないし、楽しい小説ではない。
文藝春秋