横山秀夫の作品。
横山秀夫といえば4年ほど前に「クライマーズ・ハイ」を読んだのが最初。
この本は表紙の絵が漫画チックでとぼけていたんで期待していなかったんだけど、なかなか面白かった。
その後、同じ作者とは知らずに「半落ち」を読み、読み終わった本を本棚にしまうときに気づき、それで作者名を覚えた。
臨場は検死官が主人公の短編集。
ブログで取り上げるような特別な作品ではなかったけど、どうしても一言書いておきたいことがあった。
「DNA鑑定を行ったら、百万人に一人の確立で一致する結果になった。」
それに対し主人公の検死官が「DNAのほかの部分での鑑定を要求する。」
と言うことが話のキモになっている物語があるけれど、これはおかしい。
DNAの鑑定は最初から数箇所を同時に行うから、そのうちの一箇所だけを議論することはありえない。
これは、警察向けのDNA鑑定装置の開発をしていたから確かな情報です。
もし、横山氏、もしくは関係者が読んでしたらよろしくです・・・読んでいるわけ無いと思うけど(笑)
ちなみに私達が開発したDNA鑑定装置は検出系が6個あり、試薬を選べば1つの検出系で2箇所の鑑定ができるので、一度に12箇所(専門的には12ローカスと言います)の鑑定が可能です。
光文社文庫 定価590円
クライマーズ・ハイ 文春文庫 定価629円
半落ち 講談社文庫 定価590円
横山秀夫といえば4年ほど前に「クライマーズ・ハイ」を読んだのが最初。
この本は表紙の絵が漫画チックでとぼけていたんで期待していなかったんだけど、なかなか面白かった。
その後、同じ作者とは知らずに「半落ち」を読み、読み終わった本を本棚にしまうときに気づき、それで作者名を覚えた。
臨場は検死官が主人公の短編集。
ブログで取り上げるような特別な作品ではなかったけど、どうしても一言書いておきたいことがあった。
「DNA鑑定を行ったら、百万人に一人の確立で一致する結果になった。」
それに対し主人公の検死官が「DNAのほかの部分での鑑定を要求する。」
と言うことが話のキモになっている物語があるけれど、これはおかしい。
DNAの鑑定は最初から数箇所を同時に行うから、そのうちの一箇所だけを議論することはありえない。
これは、警察向けのDNA鑑定装置の開発をしていたから確かな情報です。
もし、横山氏、もしくは関係者が読んでしたらよろしくです・・・読んでいるわけ無いと思うけど(笑)
ちなみに私達が開発したDNA鑑定装置は検出系が6個あり、試薬を選べば1つの検出系で2箇所の鑑定ができるので、一度に12箇所(専門的には12ローカスと言います)の鑑定が可能です。
光文社文庫 定価590円
クライマーズ・ハイ 文春文庫 定価629円
半落ち 講談社文庫 定価590円