途中経過はそれなりに面白く読ませてもらったけれど、そもそも主人公達が事件を解決しようと思い立った動機が弱すぎるので、最後までどうでも良いけど・・・って感じだった。
その上、友人が事件の真相にたどり着いた経緯が全く理解できないし、犯人の動機も全く理解できない。
以前読んだ「時計泥棒と悪人たち」もそうだったけど、長さの割に内容はそれほどでもない。
何となく島田荘司を連想するところが有ったけれど、同じモチーフで彼が書いたら半分の長さでより納得できる作品になってたかも。
2024.3.12
講談社