町田そのこのデビュー作らしい短編集。
良く有るように、登場人物が微妙に重なっていたり、ある話が別の話の後日譚や前日譚になっていたり。
内容は可もなく不可もなし・・・といったところ。
2017.8.20
新潮社
町田そのこのデビュー作らしい短編集。
良く有るように、登場人物が微妙に重なっていたり、ある話が別の話の後日譚や前日譚になっていたり。
内容は可もなく不可もなし・・・といったところ。
2017.8.20
新潮社
ミステリって言って良いのか、とりあえず犯人捜しと言うか真相解明の話。
ただ、人形が自分の意志でしゃべったり動いたりというような設定が入ると、もう何でもありの世界になるからミステリ要素のあるファンタジかな。
この結末ではミステリとしてはズルいけれど、ファンタジなら許せる感じ。
ストーリ展開は面白いんだけど、現在の事件の捜査と過去の話が交互に語られる構成が気に食わない。
最初に過去の話になったところからはずっとそのまま続けて欲しかった。
文楽の話と言えば、三浦しをんの「仏果を得ず」と岡本貴也の「竹本義太夫伝 ハル、色」を読んだけれど、これを含めて三大文楽作品とします(笑)。
2014.10.25
早川書房