toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「続家族のあしあと」 椎名誠

2020年10月13日 | 読書日記
椎名誠の四部作(「哀愁の町に霧が降るのだ」「新橋烏森口青春篇」「銀座のカラス」+「本の雑誌血風録」)や、「岳物語」などと同じ系列となる自叙伝的小説。
「岳物語」の本人版と言うか、四部作の前編と言うか・・・、小学校高学年から中学校までの内容。
「続」が付かない方は読んでないけど、多分小学校低学年までの物語なのでしょう。。

四部作は「本の雑誌」(もしくは「怪しい探検隊」)のメンバーが集まって創設期までの物語で、沢野ひとしや目黒孝二、群ようこなど登場人物になじみが有ったりするのでストーリだけでなくいろいろ楽しめるけれど、これにはまこと少年以外知ってる人は登場しないので、普通の小説ととして読んだ。

それにしても最後のジョンの事件は悲しすぎる。
何てひどいお母さんなんだろう・・・。




集英社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする