toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「風が強く吹いている」 三浦しをん

2013年05月19日 | 読書日記
陸上の弱小チームが箱根駅伝を目指すというスポ根小説。
三浦しをんは私には当たりハズレが有るけれど、これは大当たり。

前半はチームを作って予選会を通過するまで、後半は駅伝当日という構成。
それまで走ったことも無い人が4月から練習して箱根に出れるのか・・というリアリティの無さは有るけれど、そんなことはまったく関係なく面白くて感動的。
良くあるパターンの話だと思ってなめてかかると痛い目に会うかも(笑)

メンバーに理系の人が何人か居るけど、理系の学科は講義以外に実験や実習が忙しくて、この小説のように練習することは物理的に無理です。。

新潮社
コメント (2)
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