一昨日、昨日と新年会でした。
帰りの電車、乗り過ごしてしまった
さて天狗岳の続きです。
2012年1月8日
テントの中は凍りついた空気、
それでもさほど風もなく穏やかな朝です。
お湯をたっぷり沸かし、魔法瓶を満たす。
のこりは朝食のラーメン用。
夜明け前テントを出発。
中山峠、白み始めた空の元、天狗岳への稜線をたどる。
黒百合ヒュッテの人たちが動き出す前なので
まだ静かな山道です。
奥秩父主稜、夜明け前の静けさ。
天狗岳の二つの峰が毅然と聳えています。
乗鞍岳や北アルプスも浮かび上がってきました。
そして森を抜け開けた台地で日の出を迎えます。
例によって、一気に周囲が色づいてきます。
さて再び前進
東側の斜面はオレンジ色
遠く浅間山
穏やかとは言え、稜線上の風は冷たい。
目出帽にジャケットのフードをかぶせ、
一歩一歩進んでいく。
北アルプスもピンク色に輝きだしました。
槍穂高もくっきりと晴れ渡っている様子。
そして目指す東天狗も輝く。
ここから見る切り立った東面の斜面、羽を広げた鷲のような堂々たる風格です。
北八ヶ岳から蓼科にかけて
昨年9月に来たばかりですが、冬の風景は一味違います。
頂上手前の岩、西側を巻くように
爽やかな朝の風景、何度も振り返りながら快調に登っていく。
頂上はもう間近です。
山頂に先客、二人くらい
まだしばらくは静かに景色を楽しめそう。
そして頂上に到着
目の前に南八の風景が広がる。
赤岳、阿弥陀岳の右には南アルプス
そしてお隣の西天狗のまあるいピーク
冬の朝、寒いとはいえ苦痛なほどではありません。
中部地方一帯は、まさに登山日和だったようで。
ゆっくりと周囲の展望を楽しめました。
そして西天狗へ・・・
続く
雪山装備に三脚や豪華な食料、重いでしょう。山登りをする人は普通の人からみれば、やっぱ変態ですよ。