八ヶ岳、続き
硫黄岳を越えて、少し下った所に今夜の宿、硫黄岳山荘があります。
稜線の東側、まだ雪にうずもれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0b/65f8367129a9f1c3f8981380854e5af9.jpg)
高見石の単独さんも同時に到着。
宿泊の手続きをすませ、早速ビールで乾杯。
この日の晩は、他に男性の単独さん一人と、ご夫婦、私も含め5人。
さすがに八ヶ岳の小屋、夕食は豊富な種類のおかずが出て満腹です。
あとはストーブを囲んでの山談義。
ベテランのご夫婦は、旦那さんはかつて大学山岳部で鳴らしたクライマー、
奥さまは最近山を始めたそうですが、とてもアクティブで、
ご夫婦でのモンブラン登頂を目指して、訓練中とのこと。
皆さんのこれまで登った山の数々、旅行の話などで
時間を忘れて話し込んでしまいました。
天気は下り坂、風かかなり強くなってきました。
翌朝、降ってはいないものの、
やはり小屋の周りはガスの中。
同宿の皆さん、このあとは赤岳を目指しておられたようですが、
明日は赤岩の頭経由で下山されるとのこと。
私も、車を置いてきた麦草峠に帰ります。
昨晩のお礼の言葉をかけ、出発。
ガスの中の横岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3f/a6e4e7a057babfd0a836bf4fe73998fe.jpg)
それでも硫黄岳に上がると、早いガスの流れがいったん途切れ
展望が開けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/bf/be3b6704cb2ab5c79ac688f61663ffb1.jpg)
八ヶ岳の広いすそ野の先、なだらかな山並みの向こうに穂高が遠望されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/85/8a3cebe8a620f874229dc4e79f38de03.jpg)
昨日の道を、あとは忠実に戻るだけ。
車で来て、こんなところにまでピストンするというのは
我ながら変な計画を立てたものです。
天狗岳の山頂にたった頃は、周囲は真っ白。
とにかく稜線を外れぬようにトレースをたどりながら下っていましたが・・・
やってしまいました。途中道を外していることに気づきます。
たぶん黒百合ヒュッテへのトレースに入り込んでしまったのだろうと、
コンパスを確認しつつ先に進む。
案の定、しばらくすると小屋が見えてきました。
小屋の前で、コーヒーを沸かし休憩。
同じく小屋の周りに何名か休んでいる人がいましたが
聞いてみると、やっぱり中山峠に行くつもりが
こっちに降りてきてしまったとのこと。
ミスったのは自分だけじゃなくてよかった・・・なんて。
中山峠へはすぐに復帰、あとは森の中のトレースもはっきりしており、
迷うことなく高見石小屋へ。
せっかくですから、白駒池も見ておこうと
そちらの道へ。
白駒池、思ったより人気も少ない。
凍りついた水面の上を霧が流れてゆきます。
見え隠れする森、とても静かな時間が流れてゆきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/25/f9312fb14db8fac335e68e9bf8087053.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c9/57de57836b6f23704db02c99015b55f8.jpg)
麦草峠に戻り、車で裾野の渋川温泉保科館へ。
露天風呂でゆっくりと山旅を振り返りました。
八ヶ岳 2008年5月:完了
硫黄岳を越えて、少し下った所に今夜の宿、硫黄岳山荘があります。
稜線の東側、まだ雪にうずもれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0b/65f8367129a9f1c3f8981380854e5af9.jpg)
高見石の単独さんも同時に到着。
宿泊の手続きをすませ、早速ビールで乾杯。
この日の晩は、他に男性の単独さん一人と、ご夫婦、私も含め5人。
さすがに八ヶ岳の小屋、夕食は豊富な種類のおかずが出て満腹です。
あとはストーブを囲んでの山談義。
ベテランのご夫婦は、旦那さんはかつて大学山岳部で鳴らしたクライマー、
奥さまは最近山を始めたそうですが、とてもアクティブで、
ご夫婦でのモンブラン登頂を目指して、訓練中とのこと。
皆さんのこれまで登った山の数々、旅行の話などで
時間を忘れて話し込んでしまいました。
天気は下り坂、風かかなり強くなってきました。
翌朝、降ってはいないものの、
やはり小屋の周りはガスの中。
同宿の皆さん、このあとは赤岳を目指しておられたようですが、
明日は赤岩の頭経由で下山されるとのこと。
私も、車を置いてきた麦草峠に帰ります。
昨晩のお礼の言葉をかけ、出発。
ガスの中の横岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/3f/a6e4e7a057babfd0a836bf4fe73998fe.jpg)
それでも硫黄岳に上がると、早いガスの流れがいったん途切れ
展望が開けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/bf/be3b6704cb2ab5c79ac688f61663ffb1.jpg)
八ヶ岳の広いすそ野の先、なだらかな山並みの向こうに穂高が遠望されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/85/8a3cebe8a620f874229dc4e79f38de03.jpg)
昨日の道を、あとは忠実に戻るだけ。
車で来て、こんなところにまでピストンするというのは
我ながら変な計画を立てたものです。
天狗岳の山頂にたった頃は、周囲は真っ白。
とにかく稜線を外れぬようにトレースをたどりながら下っていましたが・・・
やってしまいました。途中道を外していることに気づきます。
たぶん黒百合ヒュッテへのトレースに入り込んでしまったのだろうと、
コンパスを確認しつつ先に進む。
案の定、しばらくすると小屋が見えてきました。
小屋の前で、コーヒーを沸かし休憩。
同じく小屋の周りに何名か休んでいる人がいましたが
聞いてみると、やっぱり中山峠に行くつもりが
こっちに降りてきてしまったとのこと。
ミスったのは自分だけじゃなくてよかった・・・なんて。
中山峠へはすぐに復帰、あとは森の中のトレースもはっきりしており、
迷うことなく高見石小屋へ。
せっかくですから、白駒池も見ておこうと
そちらの道へ。
白駒池、思ったより人気も少ない。
凍りついた水面の上を霧が流れてゆきます。
見え隠れする森、とても静かな時間が流れてゆきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/25/f9312fb14db8fac335e68e9bf8087053.jpg)
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麦草峠に戻り、車で裾野の渋川温泉保科館へ。
露天風呂でゆっくりと山旅を振り返りました。
八ヶ岳 2008年5月:完了
道迷いは雪道の中、本当に恐いです
よく冷静に行動できますね
私はとてもとても~
八ヶ岳の魅力堪能させて頂きました
いえいえ、自分も道を外れてると気づいたときは
結構あせりましたよ。トレースがはっきりしていたので、かえって油断があったのだと思います。深く反省。