2013年9月22日
朝はBさん特製のホットサンド(ホットサンド用のフライパンをわざわざ担いできた!)。
チーズがトロリとろけるサンドイッチとコーヒーで腹ごしらえ。
やや雲が多いながらも、今日も晴れそうです。
小屋の外で朝日に染まる空を見上げる。
餓鬼岳の方向です。
こちらは鷲羽岳
いよいよ念願の槍ヶ岳へ向かってみんなの士気は高い。
私も初西鎌尾根をじっくり楽しみたい。
樅沢岳に向かって歩き始めました。
樅沢岳山頂手前の広場
万歳するのはまだ早い!
抜戸岳の重厚な稜線
そこから頭一つ抜け出している笠ヶ岳
焼岳、乗鞍岳の遠望、その向こうにちらりと木曽御嶽
朝の光線をあびて浮かび上がる爽やかな風景
そして樅沢岳からの槍ヶ岳
大きな壁のように立ちはだかる3000mの稜線
その南側には穂高連峰
ナナカマドの赤い実が彩りを添える秋の稜線
鷲羽岳から野口五郎岳へと続く裏銀座の縦走路
双六岳から続く西鎌尾根は展望が開けた素晴らしい縦走路です。
夏には花が咲いていたであろう草原も秋の趣
左手には硫黄尾根の荒々しい姿。
オヤ!?
千葉県とイタリア半島が見えます
東に向かって歩くので、日光がまぶしいこと。
ここから見る抜戸岳はどっしりとして勇壮です。
秋の色に染まり始めた北アルプス
今頃はそろそろ見ごろを迎えていることでしょう。
昨夜はたっぷり睡眠をとったので私も快調に足が進みます。
周囲を眺めながらの楽しい山歩きが続きます。
だいぶ槍ヶ岳が大きくなってきました。
それにつれて、道も険しさを増してきます。
千丈乗越に到着
右俣谷からの登山路を合わせて、登山者が増えてきました。
ここから始まる急登を前にとっておきのおやつをザックから出してみんなに配る。
今回はフルーツみつ豆です。
高度を上げるにつれ遠くの山も見えてきます。
針ノ木岳に蓮華岳、その間に白馬岳が見えます。
蓮華岳の右方には鹿島槍ヶ岳も頭を出しています。
三年前はあそこからここまでを目指したのでした。
いよいよ西鎌尾根の核心部へと進みます。
かぶさってくるように圧倒してくる岩の峰、見上げる先に肩の小屋の建物が見える。
ぐいぐいと一気に高度を上げて、飛び出した先に
大きく槍の穂先がそびえていました。
肩の広場もにぎわっています。
そして初めて見えた、槍の先の東側の眺め。
富士山から南アルプス連峰まで。
メンバーも大満足の大展望です。
続く