2013年4月29日続き
爺ヶ岳中峰から後方を振り返る。
歩いているのはジャンクションピークの先で後方に槍が岳が見えると教えてくれた
単独行の若いお兄さん。冷池でテント泊だそう。
それにしても剱岳のカッコいいことよ
立山とセットで・・・
今回私が目指すのはこちら、深田久弥も惚れた端正なお姿。
しかし安曇野側に伸びる雪庇、油断がならない。
昨日の吹雪の後だけに、雪は真っ白でなかなか美しい造形ではあるが。
よって稜線の西側の夏道らしきところをトラバースしながら進む。
別に難しいところはないけれど、雪が硬いところは慎重に。
冷池山荘も間近に見えるようになってきた。
心なしか風も穏やかになってきたようで。
赤岩尾根の分岐
ちょうどこちらを上がってきた二人組もいた。
高妻山、妙高山、火打山・・・北信の山々も良く見えている。
まもなく小屋に到着。
夏場のテント場は離れているが、
この時期は小屋の近くに張ることができる。
受付を済ませると、小屋開きの記念に飲み物をサービスとのうれしいお言葉!
何にしますかと問われて迷わずこちらを選択。
お昼に食べ損ねたチーズパンをつまみにのどを潤す。
毎度のことながらこの瞬間の至福!
でも結局350ml一本では足りずに追加
窓辺で先ほど登ってきた爺ヶ岳を眺めながら
穏やかな夕暮れ時
ここは風もあまりなく、外に佇んで少しずつ赤みを帯びてきた山々を眺める。
やがて剱岳に夕日は沈みゆく
夕日を見に小屋からテントからカメラを抱えた人が出てくる。
しばし静かな黄昏時を味わったあと
小屋に戻って夕食
そして食後のたしなみ
明日の天気、少なくとも午前中は大丈夫であろう。
ほろ酔い気分で望外の良いコンディションだった今日一日を振り返りつつ床へ。
続く