ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

聖岳・赤石岳・荒川岳 2009年9月 その2

2009-09-26 18:39:24 | 南アルプス


9月19日 聖平へ


高速の渋滞を避けて、前日に東名の清水から長い山道を越えて畑薙ダム前の駐車場へ。大型連休だけあって、駐車場が見る見るうちに埋まって行きます。東海フォレストの送迎バスも通常より早い時間に来てもらえました。バスに揺られること約五十分で聖沢の登山口に到着。

初日のザックは重たく感じます。





まずは杉林の中、ジグザグの登りから。





天気は今のところ良好








聖沢に沿ったトラバースがしばらく続いたあと吊橋を渡ると
再び急登が待っています。
造林小屋跡には道標が立っています。
このあたり紅葉が始まっていました。












しばらく尾根道を進んだあと、乗越のあたりで聖岳の一部が姿を現しました。
尖ったピークは奥聖でしょうか。





再び森の中のトラバースの道。





小さな沢を横切ります。
エアリアマップでは水場となっているところです。
傍らにトリカブトが咲いていました。




さらに進むと今度は吊橋。
木の板が一部ずれているのがなんとも・・・












尾根を回り込み、開けた岩場があります。
エアリアマップに露地とでているあたり、
小さな慰霊碑がありました。

岩の向こうは深い谷底です。









渓流に向かって多少下っていき沢を渡ります。
清涼感のあるところ、いくつかのパーティーが休憩していました。








すでに源流にちかい谷間、林の中の気持ちの良い道が続きます。









間もなく聖平の小屋に到着しました。
すでに小屋の前にはいくつものテントが並んでいます。

ここに泊まった方のブログをいくつか拝見していましたが、
評判通り、小屋番の方の気持ちの良い応対でした。
お茶とクッキーを進めていただき、ほっと一息です。
(もちろんそのあとのビールも欠かしませんでしたが)






夕食を済ませるとあとはのんびりと夕暮れを眺めるだけ。
テント場の周囲が次第に鮮やかなオレンジ色に染まっていきます。





南アルプス初日、結構なアルバイトを覚悟していましたが、
急登と感じる部分は少なく、沢沿いのトラバースの道が多かったように思います。
沢沿いの変化のある山道に、思ったよりも疲れを感じることなくたどり着くことができました。

明日の好天を確信させる、きれいな夕焼け空をながめつつ無事に初日を終えました。





続く