五の池小屋に戻るころ、再び雲が切れて空が出てきました。
今日の宿泊者は私も含めて6名。
ゆったりできそうです。
小屋に男の子がいて、今日濁河から登ってきたという。
小屋のスタッフの方の息子さんだそうで
五の池の周りで双眼鏡をのぞきながら御嶽山のことを
色々と教えてもらいました。
今日からここで一週間ほど過ごすということで、
とても素敵な夏休みだとうらやましく思います。
西側にかかっていた雲が切れて、白山が見えてきました。
小屋にいた皆で沈み行く夕日を見ながら、暫し佇んでおりました。
摩利支天の上に月
夕食後、小屋番の市川さんが撮影したDVDを
鑑賞させていただきました。
四季折々の多様な表情を見せる御岳の見事な映像に一同暫し浸る。
今晩は月も沈み、きっときれいな星空が見えるということで
外に出てみますと・・・
期待通りの降るような星空。
カメラの感度をISO1600にしてとってみましたら
それなりに天の川が写りました。
写真は夏の大三角形の方向です。
今日の宿泊者は私も含めて6名。
ゆったりできそうです。
小屋に男の子がいて、今日濁河から登ってきたという。
小屋のスタッフの方の息子さんだそうで
五の池の周りで双眼鏡をのぞきながら御嶽山のことを
色々と教えてもらいました。
今日からここで一週間ほど過ごすということで、
とても素敵な夏休みだとうらやましく思います。
西側にかかっていた雲が切れて、白山が見えてきました。
小屋にいた皆で沈み行く夕日を見ながら、暫し佇んでおりました。
摩利支天の上に月
夕食後、小屋番の市川さんが撮影したDVDを
鑑賞させていただきました。
四季折々の多様な表情を見せる御岳の見事な映像に一同暫し浸る。
今晩は月も沈み、きっときれいな星空が見えるということで
外に出てみますと・・・
期待通りの降るような星空。
カメラの感度をISO1600にしてとってみましたら
それなりに天の川が写りました。
写真は夏の大三角形の方向です。
淡々と頂上へ。
信仰の山と聞いていた通り、白装束の方が多いです。
一口水はほとんど涸れていました。
王滝頂上から剣が峰頂上までは荒涼とした風景。
最後の石段を登って頂上へ。
かなり雲が多く遠景は途切れがちですが、
それでも北、中央、南の日本アルプス連山が展望できました。
乗鞍岳の向こうにかろうじて前穂高の姿が。
山頂部を周回するコースへ。
左に地獄谷が切れ落ちています。
一の池を右に、継母岳を左に見ながら岩稜の道を進みます。
手持ちのガイドマップによると、継母岳へは明瞭な道は無いようですが、
登って見たいと思わせる、どっしりとした姿です。
二の池新館小屋方向に下りると、イワギキョウ、イワツメクサの群落。
先ほどの荒涼とした景色から、徐々に生命を感じる風景に変わってきました。
剣が峰を過ぎてから人の姿はめっきりと減っています。
強い日差し、それを時折さえぎる雲。
汗を拭きながら、水を飲みながら黙々と歩く。
賽の河原から摩利支天の分岐に近づくにつれ、
徐々に雲の流れが濃くなってきました。
吸い込まれそうな青色をした三の池が眼下に見えてきます。
摩利支天から五の池へ。
今晩の宿、五の池小屋に到着。
小さいけれど、こざっぱりとしたきれいな小屋です。
五の池は水がほとんど涸れて、直径3mぐらいになっていました。
周りには、イワギキョウ、ヨツバシオガマ、クルマユリなど
鮮やかな花が咲き誇っています。
中に入ると小屋の方が夕食の準備中。
宿泊の手続きを済ませた後、継子岳周辺の様子を尋ねる。
継子岳から四の池周辺を巡る道はきれいに整備されているとのことで
早速出かける。
小屋の裏では、砂礫が広がる斜面に一面のコマクサ。
さらに進むと気持ちの良いハイマツの道のところどころに
オンタデの群落。
チングルマはすっかり羽毛の果実になって、風に揺れています。
頂上が近づくにつれ、岩盤が積み重なるちょっと不気味な稜線に成ります。
継子岳からは北アルプスの展望を期待したのですが、
ガスに囲まれてしまいました。
四の池に下りて行く途中で、再びコマクサに囲まれます。
四の池は、東側が切れた火口中を清流が流れる気持ちの良いところです。
流れ出す川の先は、滝となって落ちているとのことですが
残念ながら上からは滝は見えません。
標高2700mに広がる穏やかな空間。
だいぶ日は傾いてきましたが、
小川のほとりで暫し静けさを味わっておりました。
信仰の山と聞いていた通り、白装束の方が多いです。
一口水はほとんど涸れていました。
王滝頂上から剣が峰頂上までは荒涼とした風景。
最後の石段を登って頂上へ。
かなり雲が多く遠景は途切れがちですが、
それでも北、中央、南の日本アルプス連山が展望できました。
乗鞍岳の向こうにかろうじて前穂高の姿が。
山頂部を周回するコースへ。
左に地獄谷が切れ落ちています。
一の池を右に、継母岳を左に見ながら岩稜の道を進みます。
手持ちのガイドマップによると、継母岳へは明瞭な道は無いようですが、
登って見たいと思わせる、どっしりとした姿です。
二の池新館小屋方向に下りると、イワギキョウ、イワツメクサの群落。
先ほどの荒涼とした景色から、徐々に生命を感じる風景に変わってきました。
剣が峰を過ぎてから人の姿はめっきりと減っています。
強い日差し、それを時折さえぎる雲。
汗を拭きながら、水を飲みながら黙々と歩く。
賽の河原から摩利支天の分岐に近づくにつれ、
徐々に雲の流れが濃くなってきました。
吸い込まれそうな青色をした三の池が眼下に見えてきます。
摩利支天から五の池へ。
今晩の宿、五の池小屋に到着。
小さいけれど、こざっぱりとしたきれいな小屋です。
五の池は水がほとんど涸れて、直径3mぐらいになっていました。
周りには、イワギキョウ、ヨツバシオガマ、クルマユリなど
鮮やかな花が咲き誇っています。
中に入ると小屋の方が夕食の準備中。
宿泊の手続きを済ませた後、継子岳周辺の様子を尋ねる。
継子岳から四の池周辺を巡る道はきれいに整備されているとのことで
早速出かける。
小屋の裏では、砂礫が広がる斜面に一面のコマクサ。
さらに進むと気持ちの良いハイマツの道のところどころに
オンタデの群落。
チングルマはすっかり羽毛の果実になって、風に揺れています。
頂上が近づくにつれ、岩盤が積み重なるちょっと不気味な稜線に成ります。
継子岳からは北アルプスの展望を期待したのですが、
ガスに囲まれてしまいました。
四の池に下りて行く途中で、再びコマクサに囲まれます。
四の池は、東側が切れた火口中を清流が流れる気持ちの良いところです。
流れ出す川の先は、滝となって落ちているとのことですが
残念ながら上からは滝は見えません。
標高2700mに広がる穏やかな空間。
だいぶ日は傾いてきましたが、
小川のほとりで暫し静けさを味わっておりました。
今年の夏に登った山の記録を残していきます。
山行の日付が前後してしまいますが、
まずは先日登った御嶽山から。
2007年8月17日
金曜日にお休みをいただいて御嶽山へ登ってきました。
御嶽は初めてです。
田の原まで車で上がり、剣が峰を越えて五の池小屋に泊まって
頂上を巡ってくるプランです。
この7月末から8月始め、久しぶりに北アルプスに登ってきましたが、
3000mの魅力をもう一度堪能しようということで。
車でのアプローチですが、国道19号から田の原までが意外に長かった。
途中「猿に注意」の看板の先では、しっかり猿の群れが待っていました。
田の原からは、御岳の秀麗な姿が望めます。
晴れていますが、頂上を取り囲む雲が気になるところ。
山行の日付が前後してしまいますが、
まずは先日登った御嶽山から。
2007年8月17日
金曜日にお休みをいただいて御嶽山へ登ってきました。
御嶽は初めてです。
田の原まで車で上がり、剣が峰を越えて五の池小屋に泊まって
頂上を巡ってくるプランです。
この7月末から8月始め、久しぶりに北アルプスに登ってきましたが、
3000mの魅力をもう一度堪能しようということで。
車でのアプローチですが、国道19号から田の原までが意外に長かった。
途中「猿に注意」の看板の先では、しっかり猿の群れが待っていました。
田の原からは、御岳の秀麗な姿が望めます。
晴れていますが、頂上を取り囲む雲が気になるところ。
ブログ始めてみます。
飽きっぽい自分としては、いつまで続くかわかりませんが、
のんびりとやって行きたいと思います。
高校時代から始めた山登りも、ここ数年出かける頻度が減っていました。
デジタル一眼レフを買ってから、とにかく写真がとりたくなって、
今年は出かける回数が増えています。
お腹の脂肪が気になり出したこともありますが・・・
最近、記憶力の衰えを感じてきまして、
山で見たこと、感じたこと、出会った方々のことなど
書き留めておこうと思います。
飽きっぽい自分としては、いつまで続くかわかりませんが、
のんびりとやって行きたいと思います。
高校時代から始めた山登りも、ここ数年出かける頻度が減っていました。
デジタル一眼レフを買ってから、とにかく写真がとりたくなって、
今年は出かける回数が増えています。
お腹の脂肪が気になり出したこともありますが・・・
最近、記憶力の衰えを感じてきまして、
山で見たこと、感じたこと、出会った方々のことなど
書き留めておこうと思います。