訃報 古川騏一郎さん、大石英夫さん

本日発売の天文雑誌２誌（月刊天文ガイド、月刊星ナビ）に中野主一さんが
投稿していた。
この記事で初めて知った次第である。

天文ガイド

星ナビ
今年６月２９日に亡くなったとのこと、享年８６歳。
東京天文台、国立天文台の助教授、位置天文学・天体力学の権威。

古川騏一郎さんとの思い出は、

１９８６年８月１３日のＨ－１ロケット試験機１号機で打ち上げられたＥＧＳ
（測地実験衛星）の光学観測の組織、ＧＳＷの顧問を古川さんが行っていたので、
何度か会議でご一緒となりお話させていただきました。
このロケットにはＮＡＬ（航空宇宙技術研究所）が開発したＭＢＦＷが相乗り
衛星となっていたので、光学観測の協力をお願いしたところでした。
その他、天体軌道計算等でもご指導をいただきました。


古川さんの著書です。（共著ですが）

この記事中に今年６月６日に埼玉県新座市の大石英夫さんが亡くなったことも
書かれていました。享年８６歳。
大石さんとは、２００７年８月下旬、日本スペースガード協会が主催した、
「アリゾナクレーターツアー」でご一緒させていただきました。
ツアーの最中、いろいろなお話をさせていただきました。

長谷川一郎さん、齋藤馨児さん、大石英夫さん、古川騏一郎さん、
この２～３ケ月の間に天文界の大御所が相次いで逝去されています。
ご冥福をお祈りいたします。　合掌