宮城県南の4市9町に資料館等が9館あり、連絡協議会を作っている。
毎年持ち回りで研修会を行なっている。
令和3年度は柴田町の番で研修会を2月22日に開催した。
テーマ:船岡海軍火薬廠遺構について
目的は、船岡海軍火薬廠の遺構を見学するもの。火薬廠は柴田町の成立と発展に大き
く関与したもので、町内に遺構等が点在することが知られている。これらは開発等に
よつて次第に失われつつあるが、柴田町の産業史・近代史を考えるうえで貴重な資料
である。見学研修によって参加者らにこれらの遺構の情報を提供するとともに、
教育効果のある活用方法を模索していくきっかけとしたい。
講師は管理人。火薬廠の残っている施設へのアポイントをとり、正式に柴田町から
依頼文書を発出していただいた。その際、説明は管理人が行なうこととしていた。
講話を30分。その後、陸上自衛隊船岡駐屯地へ移動。広報館で自衛隊の概要説明後、
湯場、石切山防空壕等を見学。次いで、角田宇宙センターへ移動。煙突、隧道等を見学。
昨夜降った雪が少し積もっていたためか参加予定者が何人か欠席した。
南光道路から見える煙突。JAXA東地区から見たところ。
高さ:40.5m、直径・下部:3.12m、直径・上部:1.2m
これと大きさが似たものといえば
角田市スペースタワー・コスモハウスのH-Ⅱロケット実物大模型
高さ:49m、直径:4m