NHKニュースによると、
愛知県小牧市で先月、突然、住宅の屋根が壊れて表面が焼けた石のような物が落ちて
いるのが見つかり、国立科学博物館が調べたところ隕石の落下であったことがわかり
ました。
先月26日、午後10時半ごろ、愛知県小牧市の住宅で突然「ぐわーん」という大きな
音とともに家全体が揺れる衝撃があり、屋根の一部にえぐれたような穴があいたという
ことです。
当時、家の中には人がいましたがけがはなく、翌日、庭などで表面が焼け焦げていて、
大きさが10センチと5センチ、それに4センチほどの3つに割れたとみられる石の
ような物が落ちているのを見つけたということです。
石のようなものは磁石にくっつく性質があり、国立科学博物館の専門家が鑑定したとこ
ろ、成分などから約45億年前にできた隕石とわかりました。
隕石が建物を直撃するケースは珍しく、平成15年に広島市に落ちたケースが報告され
ているということです。
国立科学博物館は、今後、この隕石を発見場所にちなんで「小牧隕石」として国際隕石
学会に登録する手続きをとるということです。
隕石の発見者で、この家に住む女性は「探査機の『はやぶさ』などが宇宙に採りに行こう
とするような神秘的なものが向こうから来てくれました。被害はありましたが貴重なもの
でうれしいです」と話していました。

画像は、中日新聞より
国立科学博物館は「小牧隕石」と名付け、国際隕石学会に登録申請する。
登録されれば、国内では52番目。
岐阜市で見つかった「長良隕石」が今年2月に登録されて以来となる。
JSGAによると、
落下日時 2018年9月26日 22時30分頃(JST)
落下場所 愛知県小牧市
天候 雨
形状・重量 550g(最大片)、105✕85✕45mm
普通コンドライトで、HかLの5か6(外観からの推測)
分析結果 24時間のガンマ線測定の結果、宇宙線生成核種のAlー26(半減期72
万年)とNa-22(半減期2.6年)が検出されたことにより最近落下し
た隕石と確定。
別の1g程の欠片から顕微鏡観察用の薄片とEPMA用試料の作製に取りか
かっている。
さらに、50mgの試料を九州大学に送付して、希ガスの分析を行なわれる
予定です。
なお、サンプルは、10月6日には科博 米田先生に送られ分析が行われ、11日には
ご本人に返却されています。
愛知県小牧市で先月、突然、住宅の屋根が壊れて表面が焼けた石のような物が落ちて
いるのが見つかり、国立科学博物館が調べたところ隕石の落下であったことがわかり
ました。
先月26日、午後10時半ごろ、愛知県小牧市の住宅で突然「ぐわーん」という大きな
音とともに家全体が揺れる衝撃があり、屋根の一部にえぐれたような穴があいたという
ことです。
当時、家の中には人がいましたがけがはなく、翌日、庭などで表面が焼け焦げていて、
大きさが10センチと5センチ、それに4センチほどの3つに割れたとみられる石の
ような物が落ちているのを見つけたということです。
石のようなものは磁石にくっつく性質があり、国立科学博物館の専門家が鑑定したとこ
ろ、成分などから約45億年前にできた隕石とわかりました。
隕石が建物を直撃するケースは珍しく、平成15年に広島市に落ちたケースが報告され
ているということです。
国立科学博物館は、今後、この隕石を発見場所にちなんで「小牧隕石」として国際隕石
学会に登録する手続きをとるということです。
隕石の発見者で、この家に住む女性は「探査機の『はやぶさ』などが宇宙に採りに行こう
とするような神秘的なものが向こうから来てくれました。被害はありましたが貴重なもの
でうれしいです」と話していました。

画像は、中日新聞より
国立科学博物館は「小牧隕石」と名付け、国際隕石学会に登録申請する。
登録されれば、国内では52番目。
岐阜市で見つかった「長良隕石」が今年2月に登録されて以来となる。
JSGAによると、
落下日時 2018年9月26日 22時30分頃(JST)
落下場所 愛知県小牧市
天候 雨
形状・重量 550g(最大片)、105✕85✕45mm
普通コンドライトで、HかLの5か6(外観からの推測)
分析結果 24時間のガンマ線測定の結果、宇宙線生成核種のAlー26(半減期72
万年)とNa-22(半減期2.6年)が検出されたことにより最近落下し
た隕石と確定。
別の1g程の欠片から顕微鏡観察用の薄片とEPMA用試料の作製に取りか
かっている。
さらに、50mgの試料を九州大学に送付して、希ガスの分析を行なわれる
予定です。
なお、サンプルは、10月6日には科博 米田先生に送られ分析が行われ、11日には
ご本人に返却されています。