樹木医による樹木調査2018

昨年に続き樹木医による柴田町の名木・古木の樹木調査が行われました。
今年は、「不動堂のフジ」、「中名生のカヤ」、「大光寺のイチョウ」の３本です。

不動堂のフジ、不動堂のカヤ

カヤにフジが絡みついています
不動堂のフジ：推定樹齢４００年、目通幹廻り２．１ｍ、高さ１５．５ｍ
不動堂のカヤ：推定樹齢５００年、目通幹廻り３．７ｍ、高さ１６ｍ

しばたの歴史ガイドから


中名生のカヤ

中名生のカヤ：推定樹齢４００年、目通幹廻り４．２ｍ、高さ１８ｍ

カヤの実がたくさん落ちていました

しばたの歴史ガイドから


大光寺のイチョウ

大光寺のイチョウ：推定樹齢１９０年、目通幹廻り４．３ｍ、高さ３１ｍ

しばたの歴史ガイドから

・不動堂のフジは、カヤの木に絡みついている他、周囲の樹木にも絡みついている。
　フジの花がふもとからも見えたが最近は周囲の樹木が伸びて見ることができなくなってきた。
　フジの木の主の幹に空洞が見られるが、回りにも多数の幹があるので、主が枯れても、代替となる。
・中名生のカヤは、個人宅にあり根元を踏まれることがほとんどなく状態は最高。
・大光寺のイチョウは、根元がコンクリート製の土留めや地面がアスファルト舗装されているので、
　根が切られたり、伸びにくくなっている、また雨の水を吸う面積が狭くなっていて将来的には
　長期生存が危ぶまれる状態。
とのコメントがあった。最終的に報告書が提出される。