
昨日の朝日新聞、 「中年の1等星」あす宇宙へ
現地時間7月23日午前3時2分(日本時間6時2分、以下同)、カザフスタン共和国の
バイコヌール宇宙基地から、油井さんら3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船が
国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうため宇宙へ飛び立った。

ソユーズ宇宙船の打ち上げ(提供:JAXA/NASA)
打ち上げから9分後の6時11分、ソユーズは地球周回軌道へと投入された。
片側の太陽電池パドルが展開していないことが判明したものの、そのまま運用が続けられ、
11時45分にISSへドッキングした。
続いて13時42分にISS側のハッチが開かれた後、油井さんら3人は13時56分に無事ISSへ
次々と入室し、ISS滞在クルーに迎え入れられた。
入室後間もなく行われた地上との交信イベントで、油井さんは「まだ重力のない環境に
とまどっているが、地球は、たとえようのないくらいきれいだ」と家族に元気な笑顔で語った。

地上との交信イベント中の3人の宇宙飛行士。
左手前が油井さん(提供:JAXA/NASAによるライブ中継映像より)
油井さんは、今年12月頃に地球へ帰還するまでの約5か月間ISSに滞在する予定で、
その間さまざまなミッションをこなす。
とくに、8月16日に打ち上げられる補給機「こうのとり5号機」については、日本人として初めて
ロボットアームでのキャプチャー(把持)を担当する。
その際、若田光一さんが地上で交信リーダーとして、NASAからISSとの通信を行うことに
なっている。
「こうのとり」は初号機以降、定時到着を続けており、その安定性・着実性、約6tという世界最大の
補給能力で世界から大きな期待が寄せられている。
「こうのとり」における日本人コンビの活躍も楽しみだ。

東日本大震災で被災した東北の子ども達へ元気をお届け!「宇宙子どもワークショップ2011」
2011年8月7日、東北大学川内北キャンパスで「宇宙子どもワークショップキャバン in 仙台たなばた」
が開催されました。
この回のイベントの目玉は、「新人宇宙飛行士3人と一緒に宇宙のことを学ぼう!」でした。
新人宇宙飛行士3人が、東京丸の内のJAXAで記者会見後の初仕事が仙台でした。
会場の子供たちからの質問に真剣に答えていた姿が記憶に残っています。
会場で新人宇宙飛行士に花束の贈呈がありました。
が、3人は仙台から東京にもどり、すぐ成田から訓練のためアメリカ・ヒューストンに
向かうので、花束は角田宇宙センターに飾ってください。といわれたことを思い出しました。
なお、管理人は松本零士(YAC団長)の銀河鉄道999がラッピングされたキャラバンカー
が角田宇宙センターを本拠地としていたので、仙台まで運転して行きました。
宇宙子どもワークショップキャバンとして、北は岩手県久慈市、南は福島県いわき市の他
10か所以上の市町村で運転手やスタッフとして活動したことを思い出しました。