星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

三角点・不動山

2012-02-16 23:42:25 | 標石
今回の三角点は、柴田町大字船岡字八入の独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センターにあります。
船岡から角田に向かう南光大通り線の右側(西側)にあり、同センターの正門から西側の奥深い山頂付近に三角点が設置されている。
昭和40年6月は東北財務局の管理地で、旧第1海軍火薬廠の高射砲陣地跡に設置された。同地点は、柴田町、角田市、大河原町の3市町の境界に位置している。同年7月1日科学技術庁航空宇宙技術研究所角田支所が開設された。

点名:不動山(ふどうさん)
種別:四等三角点
基準点コード:5740-06-4001
緯度: 38度02分23.4050秒
経度:140度45分10.9579秒
標高:91.69m
所在地:柴田町大字船岡字八入58の2番地
管理者:独立行政法人宇宙航空研究開発機構
備考:昭和40年6月に標石が設置されている。
撮影:2005年10月24日


【4等三角点(不動山)】


【角田宇宙センター】
沿革は次のとおり。
昭和40年7月1日、科学技術庁航空宇宙技術研究所角田支所として開設。
平成6年4月6日、角田支所から角田宇宙推進技術研究センターと改称。
平成13年1月6日、省庁再編により、科学技術庁から文部科学省の所管となる。
平成13年4月1日、独立行政法人航空宇宙技術研究所角田宇宙推進技術研究所となる。
平成15年10月1日、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団が統合し、独立行政法人宇宙航空研究開発機構角田宇宙推進技術センターとなる。
平成17年5月、同機構角田宇宙センターと改称。
角田宇宙センターでは、日本の宇宙推進エンジン開発支援のため、ロケットエンジンや複合エンジン、ラム/スクラムジェットエンジンに関する先行的基盤技術研究、および開発支援研究を進めている。

三角点・上野

2012-02-16 23:30:48 | 標石
今回の三角点は、柴田町大字小成田字羽山にあります。
三角点は、船迫から太陽の村方面に向かう道路の最高点で、左折すると太陽の村、右折すると羽山神社。羽山神社に向かう道路の左側(北)の小高い丘にあります。
点の記(三角点の戸籍又は案内図に当たります)がなく、熊笹に辺り一面蔽われていたため、探すことが出来ず、GPSによる緯度、経度からようやくこの三角点を探すことができました。使用したGPSは、GARMIN社のetrexです。精度は、緯度、経度とも0.1秒です。価格は2万円弱でした。

点名:上野(うえの)
種別:三等三角点
基準点コード:5740-06-9101
緯度: 38度04分48.9404秒
経度:140度45分42.0836秒
標高:212.39m
所在地:柴田町大字小成田字羽山
備考:明治31年に標石が設置されている。
点の記は作成されていません。
撮影:2005年7月18日


【3等三角点(上野)】


【羽山神社】
祭神:保食神(ウケモチノカミ)、例祭:旧10月8日
天安2年(858)坂上田村麻呂の勧請するところと伝えられ、瑠璃光院薬師寺とともに羽山山麓甕井戸にあったが、後に羽山山頂(223m)に遷座し、稲葉山大権現と称した。明治5年羽山神社と改称、翌6年村社列格、農作守護の神として尊崇され、近郷近在からの参詣が多い。東北に多い羽山信仰であろう。高い山から延びた山の端にあり、端山、葉山、羽山などと表示される。村里の背後の山である場合が多い。祖霊が留まり、子孫を見守っている山である。
羽山神社の周辺は、町民いこいの森として整備され、散策道には名前が付けられ、林の樹種によってアカマツ林線、コナラ林線、ヒノキ林線、サクラ林線、ゾウキ林線、ドウダン林線のほかに、ざんげ坂線、だんご山線などがある。東屋が整備され、野草や野鳥の宝庫で森林浴とハイキングに最適。
羽山神社は、1987年河北新報創刊90周年記念みやぎ新観光名所百選に選ばれている。記念プレートは、太陽の村に掲示されている。


【太陽の村】
 自然と人間の豊かなふれあいを求めて、自然休養村として昭和52年6月4日に開村した太陽の村は、標高206mの上野山の頂上にあり、ほぼ360度のパノラマで、太平洋や蔵王連峰まで望める。約4haの広大な芝生で自由に遊べ、春は花見、秋には芋煮会など、四季を通じて憩いの場として家族連れ、グループで賑わっている。開村以来、宿泊施設や研修施設として「太陽の家」が親しまれてきたが、平成11年2月に、そば打ち体験ができる食工房、レストラン、研修施設、宿泊施設等を完備した「総合交流ターミナル施設」がオープンした。
太陽の家屋上には、昭和59年度開設した天文台に天体望遠鏡FC-125、MT-200が設置され、毎月第4火曜日の定例観望会の他、種々の天文現象等には随時観望会を開催している。運営は柴田町星を見る会が行っている。

仙台市立通町小学校

2012-02-16 22:03:00 | 宇宙
本日(2月16日)、仙台市立通町(とおりちょう)小学校で自分づくり教育の講演を行なった。



1月中旬、学校の地域連携・自分づくり教育担当の先生から電話で依頼があったもの。
「夢は宇宙に広がる」と題して3・4校時の11時~12時の間、講演をしてきました。

対象は、4年(61名)、5年(69名)、6年(45名)の計175名である。
学校のめあては、小惑星探査機「はやぶさ」の活動を中心とした宇宙開発の様子やそれにかかる人々の夢にかかわる話を聞いて、児童の夢や希望を持つ心を刺激する。

講演が終わってから質問コーナーで、はやぶさ関連が多く寄せられた。

その後、6年生だけ残って管理人にどうしてこの職業に就いた、仕事の上で、一番嬉しかったこと、また一番大変であったこと等の質問があった。

終了後、昼の時間であったので、校長先生から学校給食を食べて行きませんかとのお誘いがあり、校長室にて校長先生と二人で食する。
給食は初めてであった、思っていたより(?)美味しかった。
学校内での撮影は、諸問題があるので写真撮影は行わなかった。添付の写真は学校のHPから引用した。