心とほんとの会話屋さん

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新車の見積りを目にして、目的思考の大切さに気づく!

2016-05-08 17:58:43 | 本のネタ
 妻と一緒に空き時間があったので、軽いノリで某ドイツ車の試乗に行ってきました。

 営業担当からお決まりの見積書をいただき、感じたのは、意外にも”手段の目的化に注意”ということでした。


 見積書に書かれていたのは、5年後の買取価格を考慮した支払い計画です。

 新車価格が450万円ほどで、5年後の買取価格が150万円。

 つまり、5年で300万円の価値が減少することが確定しているのです。

 年間60万円。。。


 ここで思い浮かんだのは、新車を購入する目的は何なのか?ということ。

 高度成長期の3Cの一つとして、新車を購入するのは、周囲からの承認欲求を満たすことが目的と考えられます。

 他の目的としては、お気に入りの車で快適に移動するという考え方もあり、これは自己満足を満たすことが目的です。

 さらには、安価な移動手段を手に入れるという、経済合理性を満たすという目的も候補の一つになります。


 万一、新車を購入するとしたら、自分の目的はどれに当てはまるのかを考えてみました。

 今の私は、周囲からの承認でも自己満足でもなく、経済合理性を満たすことが目的になっています。

 ということは、今の車に乗り続けることで、年間60万円以上のコストがかからない限り、乗り換えるという選択肢を選ぶことはありません。

 それだけでなく、安価な移動手段というのは、車を所有する以外の方法でも実現できることにも気づけるのです。


 新車購入や車保有は、一つの手段であって、目的ではないのです。

 車の営業担当の方々が、来店者の目的に耳を傾けることができれば、最適な手段の提案ができるようになると感じるのは期待しすぎかしら?!

 もし、私が何らかの営業担当になった際には、相手の目的に耳を傾けられる余裕を持ちたいと感じた一日でした。


 本日も最後まで読んで下さり、有難うございます。