日本時間の今日4日ヤンキースの東地区優勝が決まりました。なんとあの長いシーズンの最終戦で決まるなんてドラマですね。
それにしても今年のアメリカンリーグの3地区ともすごい接戦でした。ダントツで西地区の優勝かと思われていたダルビッシュのテキサス・レンジャーズはオークランド・アスレチックスとの直接対決でまさかの3連敗をして最終戦で優勝を逃してしまいました。
オリオールズとの1試合によるワイルドカードでのプレーオフ代表決定戦に臨みます。ダルビッシュが投げるようですがこれに勝つとヤンキースとの地区シリーズに出ることが出来ます。これも大変ですね。
それにしてもアスレチックスの快進撃はすごかった!結局ここも最終戦で逆転優勝です。日本でマリナーズとの開幕戦のころは誰が想像したでしょうか。
中地区もシガゴ・ホワイトソックスを終盤間近で大逆転してデトロイト・タイガースが優勝です。タイガースのカブレラ選手は45年振りの三冠王になりました。すごいことです。
7月の終りごろイチロー選手の突然の移籍発表には驚きました。それも今までのようなレギュラーを約束されたものではありませんでしたが自分に刺激を与え挑戦してみたいと言うイチローの強い希望で実現しました。
最初は打順は8番か9番で左投手の時はお休みと言う試合がしばらく続きました。その後2位のオリオールズとの激しい首位争うが続く中負けられない試合が続きました。
緊張した試合が続く中でイチロー選手の大活躍があり大事な試合を勝ってきました。
打って守って走れるイチロー選手はもうヤンキースにはなくてはならない人となり、今では左投手が来ても控に回ることはありません。
成績もヤンキースに来てからの打率は3割2分を超えて好調ですし盗塁も増えています。イチロー選手ヤンキースへ行って本当に良かったですね!!
マリナーズの中では若手が多くてイチロー選手とあまり冗談など言える相手はいませんでしたが、ヤンキースではジーターをはじめ比較的同年代の選手が多く笑顔で話す姿が目立つようになりました。
期待度が分散されることもあるんですよね。
今日は初めてのシャンパンファイトにとても嬉しそうでした。2001年にマリナーズは優勝しましたがニューヨークの9.11の関係で自粛されましたので。
「自分たちの知らないうちに力が蓄えられたんじゃないかなと思う。負けられない、勝たなきゃいけないゲームをずっと続けてきた。その結果としてできあがったものは大きな違いがあると想像しています」と言う談話から熾烈な優勝争うが想像できます。
ワールド・シリーズ出場までの道のりはまだまだ遠いのですがイチロー選手のやり残したこと「ワールドシリーズでの優勝」が実現するよう祈って止みません。
今頃はいつも他のチームのプレイオフを見ながら寂しいシーズンオフを過ごしていたイチロー選手はまだまだ試合が続きます。
写真は今年の5月マリナーズがヤンキースタジアムへ遠征した時に撮ったものです。まさかここでプレイすることになるとは!
ショートのジーターと一緒にプレイすることになるとは・・・一番ジーター、2番イチロー二人はとても仲がいいのです。
ヤンキースのために少しでも助けになりたいと言っていたイチロー、今は貢献できて地区優勝が出来ひとまずホッとしていることでしょう。
キャプテンジーターが「練習試合は今日で終りだ・・・」と言ったそうですが、もう明日から次のステップが始まります。最終ステップまで進めるよう頑張ってほしいですね。
これからが楽しみです。
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