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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**春立ちぬ

2016-02-06 | 遊び子は
  どの子この子も氷結見れば
      小枝投げ込み足で割る ハアコリャコリャ

  冬のお洒落でお山の母子は
      額に汗し歩きおる ハアコリャコリャ

  水は温いか差し込むお手々
      ひゃっこき水はかぶりつく ハアコリャコリャ

  お握り一個大きな声で
      抜け行くおチビは返事した ハアコリャコリャ

タケノコ御飯だ!

2016-02-05 | 何よりの楽しみ
 会友Y氏から再度タケノコを頂いた。今回はホイル蒸しとタケノコ御飯にする心算で帰宅。駐車場の立ち話で「あく抜きしなくて、生のまま一緒に炊いて大丈夫だから」と言われたのであるが、このタケノコでの「タケノコ御飯」は初めてなので、レンジで加熱し断片を試食してみたら結構えぐみが残る。これでは御飯一釜捨ててしまいかねない。
 そこで急遽、米ぬかと唐辛子で煮たててみたが、インスタントでえぐみが取れる訳でもなく「まあいいか」と炊きこんで夕食とした。やはり軽くえぐみを感じるが米のうまさにカバーしてもらったような結果だった。美味しいものを食べたい時は手抜きをしてはならない…。
               ➡  アク抜き準備

幾何回転体玩具作り 3(ヘキサ・スフェリコン)

2016-02-04 | 今日は真面目に
  原寸大で製図・組み立て時の合わせ    ①中子の切り出し 
 ヘキサ・スフェリコンを木製玩具として制作する。数年前に制作したタイプは正六角形の薄板に転がり面を両側から打ち付けたもので、スムーズに回転させるには平面に転がし転がししつつ補正する必要があった。デザインも不細工だったので今回は多少なりとも洗練させたつもり。
 要は六角形だった基盤を菱形の中子に変え背中合わせにし固定する方法にしたのである。これだと中子は事前に二枚合わせて切り出してあり竹ひごのピン二本で止めてあるからそれぞれ転がり面を固定してから張り合わせればよい。
 この方式は最初の制作時に考慮していたのだけれど1枚中子方式から抜け出せず、中子を半分づつ分け合う時の精度の出し方が思い浮かばなかった。今回、分割する事で制作も容易になったと感じたのだけれど、まだ転がり方の調整が製作時間と同等程度費やしてしまう。ここを何とかしないと作りたくなくなる…。
 転がり面制作  片面の接着  組み立て終了
       

初の水鳥とだけ分かる…

2016-02-03 | 小父のお隣さん
 水見回りで上の池に寄った。池を視認できる位置まで行くと水面に鳥の姿がある。数えてみたら6羽いたのだ。ケータイで撮影出来る距離まで行かねば…とゆっくりと接近したが散開し始めてしまった。これ以上は接近できないから撮影したのが上の写真である。距離にして50m程だと思うがカルガモではなかった。見た目にも個体は小さく、体形は異なるけれど鳩程度の体格だった。不鮮明な写真でも図鑑と照合すれば名前が判るかと思ったが認識が甘かった。図説のページでもたどり着けない。
 記憶と撮影した色彩が異なるし、まあ「コガモ?か…」程度である。小生的には名前の判別より、今まで飛来し採餌していたカルガモやアオサギ、カワセミなどとは異なる新参の鳥だったのが嬉しいのである。つまりは、ここの水辺で初記録した水鳥なのだ。飛来した水鳥の記憶にこの水辺が組み込まれるのは間違いないだろうが、この結果を産んだのは数年来、水域を広く深く断水しないように取り組んできた成果と信じて疑わない。
 まあ、何をどうしようと褒められる事など無い世代であるけれど、こういうご褒美はたまにはある。
 

またまたドライブセンターの破損

2016-02-02 | 小人閑居して憮然
 幾何回転体玩具に用いる円盤を削り出している途中で、とうとうドライブセンターの画鋲の針が折れてしまった。2本の内の1本はとうに折れて1本だけだったから当たり前と言えば当たり前なのだが時間的に後が無い状況では焦る。
 通販で再購入するにしても2日は無駄にする。思い切って木工旋盤に付属していたドライブセンターそのものを再現してみる事にした。
 ホームセンターでピンに使うステンレス釘、これを差し込む穴あけ用のドリルを購入して制作してみたが釘とドリルの径が合わず緩くなって使えない。そこで手元にあった目釘にヤスリをかけ取り付けた。薄いパンケーキのような円盤を削るのに両側から支えの円盤で挟み込めない状況を心配したがピンの傷跡2か所は不可避なものの十分実用に耐える。こんなことなら最初から復元しておけば良かったが、人生こんなものである。

幾何回転体玩具作り 2 (オロイドとスフェリコン)

2016-02-01 | 何よりの楽しみ
 オロイドやスフェリコンは既に紹介されている幾何回転体であるが、両円盤の中心間距離が異なるだけで呼称が変わるのでややこしい。スフェリコンは半円形を二枚直交接合した形でオロイドは中心間距離が円の半径に等しく、√2×半径にしたのがツーサークルローラーと呼ぶのだとか。等重心回転体とそうでない回転体が含まれるとの事だが小生にはどっちでも良い。見た目には判別できず、ただ軽快に転がる楽しさだけで制作しているのである。
 今回は木工旋盤を借り受けられたから糸のこ盤で円盤をくり抜いた後、旋盤で外周を滑らかに出来た。ヤスリとサンドペーパー仕上げの一昨年までの作業とは手間も精度も段違いである。
 写真左からスフェリコン、オロイド、ツーサークルローラーとなる。おなじ径の円盤から切込み長さを変えるだけで制作できるが、スフェリコンは小さく見えてしまうから外形を10φほど大きくしておけば完成後の見た目は揃う。
 今回、外周の加工は平滑に仕上げただけなのだが、これだと転がる途中で接地する角が切り替わる。抵抗になるから外周断面はハマグリ型にし板厚の中心線を接地面にすると更に良く転がる。展示使用品だけはこの形体にした。歩いた時、裾から発生する風でも動くくらい軽快である。