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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハイブリッド糠漬けのお味は?

2016-02-21 | 何よりの楽しみ
 さてハイブリット糠床で漬けた漬物の第一陣が出来た。カブ、ニンジン、ダイコン、アスパラガスの4種類である。糠味噌桶の蓋を開けてかき混ぜても「糠味噌臭くない」これが一番目に感じた事で、掻き交ぜた手を洗うと「スベスベ」している。恐らく納豆菌によるものなのか粘性の強い「R1乳酸菌」のせいなのかは分からないけれど、一般の糠味噌とは異なった状態にあるのは間違いないだろう。
 さて、ハイブリット糠漬けといっても食品である以上、食味が気になる処だが、糠味噌臭が少ないだけに美味しく食べれたし、食味も「しっとり感」があった。これは十分合格点を与えられる。
 ここからは蛇足になるけれど、「現代農業」2013/1月号の「えひめAI 納豆菌・乳酸菌・酵母菌共存のメリットとは?」から引用すれば、納豆菌が生成するネバネバは酵素とアミノ酸でこれが培地に溶け込むと蛋白を分解しアミノ酸を増やす、このアミノ酸や糖分を餌に乳酸菌や酵母菌が増殖するとある。
 乳酸菌は強酸性の乳酸を生成するので酸性条件下で雑菌は死滅し酵母菌を活かす。この関係下では酵母菌と乳酸菌は互いに餌のやり取りを行い、お互いが接近したほうが餌の濃度が高くなり増殖を阻害する物質の濃度を低下させる相互補完関係にあるという。うんちくはともかく、「玄米豆乳ヨーグルト」と「えひめAI」の微生物発酵パワーを応用した「ハイブリット糠漬け」は、ここに大完成を見たのだ!。マンセー、マンセー。
 蛇足の蛇足だが、本方法は特許も実用新案も商標登録も行わず世界大公開としよう…。この太っ腹(中年太り腹でした…)。

原っぱ部の清掃

2016-02-21 | 今日は真面目に
 原っぱ部、枯草刈り払いの後、切り捨てたままになっていた枝の集積を行う。拠点斜面も含めてだったから面積にすればグランドくらいにはなっただろうか。小生が切った枝では無く誰が切った枝か判らない。ほとんどが樹形を整えるために選定した枝でなく「邪魔だ」という視点で切り落とされたもので、樹形は切り残しが幹から飛び出して残っていたり先端だけ切った部分もあって危険に配慮できない処理の仕方が目に付く。その部分は気が付いた折々に切除していたが「子どもから大人まで顔面の高さに相当して非常に危険!」と思えない感覚が理解できない。
 集積した枝葉は窪地になっている部分に集め、見た目だけでなく危なげなさも心がけた心算。活動当初から集積してきた徐竹材や腐朽木などで窪地とは見えないけれど下るにつれて深いV字になっており溝の出口は2mを超えるほどあった。
 上部のほうは原っぱ部の中央部に近く集積の量も集中するから地面より高くなってきた。掘り上げて確認した事は無いけれど、中には昆虫や蛇など多くの小動物が越冬生息しているに違いない。
          平坦部     集積上部