
さて、ハイブリット糠漬けといっても食品である以上、食味が気になる処だが、糠味噌臭が少ないだけに美味しく食べれたし、食味も「しっとり感」があった。これは十分合格点を与えられる。
ここからは蛇足になるけれど、「現代農業」2013/1月号の「えひめAI 納豆菌・乳酸菌・酵母菌共存のメリットとは?」から引用すれば、納豆菌が生成するネバネバは酵素とアミノ酸でこれが培地に溶け込むと蛋白を分解しアミノ酸を増やす、このアミノ酸や糖分を餌に乳酸菌や酵母菌が増殖するとある。
乳酸菌は強酸性の乳酸を生成するので酸性条件下で雑菌は死滅し酵母菌を活かす。この関係下では酵母菌と乳酸菌は互いに餌のやり取りを行い、お互いが接近したほうが餌の濃度が高くなり増殖を阻害する物質の濃度を低下させる相互補完関係にあるという。うんちくはともかく、「玄米豆乳ヨーグルト」と「えひめAI」の微生物発酵パワーを応用した「ハイブリット糠漬け」は、ここに大完成を見たのだ!。マンセー、マンセー。
蛇足の蛇足だが、本方法は特許も実用新案も商標登録も行わず世界大公開としよう…。この太っ腹(中年太り腹でした…)。