「キュウリのキューちゃん」を作っての残り液、捨てるにはもったいないし既に閃いたレシピが妄想中で明日まで待てない。結局、夕食間近の時間なのに雨降りの中、スーパーに行ってゴーヤを購入して来た。孤爺は待てないせっかちな人間なので「思いついたら沼突入」と機動隊紛いの行動力が出る。夕食はインスタントに立ち食いして「号泣物」に取り組んだのである。勿論、試作だし初物・・・。
残り液なので新たにお酢、味醂、砂糖を気持ちばかり加え液の濃度を上げる。ゴーヤが主体だから沖縄特産の調味料「てーげえー」も小匙1杯加える。更に鰹節と出汁昆布も加えて調味液を用意した。ゴーヤ2本で600gあったから少々量的には多い感じもしたのだが、その対応は浸潤した折に液の温度が急速に下がるから温度計を差し入れつつ90度まで液温を上げた。これでゴーヤの生感が薄れるだろう。キュウリと異なり塩振りしないからその代わりだ。
ゴーヤを漬け込んで90度まで上げた事でしんなりして尚且つ調味液の浸透も促進されたようだ。常温まで下がってから液だけ加熱して再度の漬け込み、これは朝まで放置して完成した。調理途中にも度々味見していたが、キュウリとは異なりゴーヤの特徴が味わえる一品となった。ここでまた妄想が始まる。「バターで炒めたら号泣どころかほっぺが落ちるかも…」。だけど孤爺宅にはピアノも無いけどバターも無い。年金出たから購入しよう!。バターなど何時以来か記憶には無いが「こねないパン」が雨の日対応で思案中だから余る事は無いだろうな。