
この日は水源地の補修・整備と断水復旧のための排砂バルブの操作に隣り沢まで出向いての途中、送水管最低部部にある排砂バルブを開けてみたものの最初だけ濁水がドバドバと排出された後は排出無し。やはり管内に入った砂泥も断水の要因だ。
取水地のあり様は出水量の大きさから流路が中央寄りに変わっていたが取水升への流路までは影響がなく流路の整備と堆積砂泥をまず排除した。取水升上部の笠型フイルターは見事に埋没していたけれど、その下にある取水升への砂泥堆積は思ったほどでなく縦型取水升中間部に設置された取水管口まで堆積は無かったから濁流による微粒子の流入から管内に沈殿堆積して詰まったという何時もの展開だ。フイルター穴径は6φなのでこれ以下の粒子は管内に流入できる。


猛暑日の予報だったからエンジンポンプによる強制排砂は翌日回しにしたが途中の排砂バルブは開いたままにし一晩放置して幸運なら朝までに自然通水する可能性を期待する。

この日の最高気温は予報より高い35,4℃で翌日は36℃台の予報だ。断水復旧は待ったなしとなった。