台風18号通過直後、気になって水見回りをした。案の定、懸念場所は氾濫原となっていた。
小生等の活動圏でないものの、直下下流域の泥水地に影響するので、頼み込んで浸食溝を埋め戻し棚田を再生し流路の整備をした棚である。適期の畦塗り、草刈り、水路の手入れ、氾濫防止の分水等の折々の状況に合わせた管理が実施されないから気になっている部分なのだ。
今回の氾濫、越流はその結果でもあるのだが、承知していても手入れが出来ないのは何とももどかしく精神衛生にも悪い。必要な手立てが出来ないなら手放して欲しいのだけれど、これは小生の独りよがりで同類になる…。
とは言え、苦労して再生した部分が崩れていくのを眺めているのは楽しくない。いつの世も既得権にかかわる課題は悩ましい。