トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

昇降部の補修をした

2022-04-20 | 今日は真面目に
 夜間演劇の会場が分散されているから繋ぐ通路の環境も多様で、今度は既に使っている昇降路の整備を行う。長年の使用で敷き板も傾き手摺も朽ち果ててしまったものの普段使いの小生らにしてみれば大した事ではない。しかしながら昼間に歩いた事も無い上流階級の観劇の皆様方にはフイールドでのこんな環境は恐れも出るだろうし足腰達者な輩ばかりではないだろうし、豪華な観劇衣装にスニーカー仕立てでも危機管理からすれば不足だ。

 「仕方が無いからお手紙かいた・・・」ではなくてお手並み見せる事にしたのだ。この場所と下の段のもう一カ所は主催者側の若者二名が出働きに来る手筈になってはいるが全くの要領を得ない人足にあれこれ言うより自分で行った方が早くストレスも減る。腰には負担を掛けるけれど先々使う昇降路でもあるから一時使いの仮通路みたいな設えには出来ない。と、結局はこの場所もお手出しとなったのである。まあ、全ては世のため人のため、ではなく自分のために行うのだ。この機会に手を入れておけば後々の昇降リスクは減ったままとなるに等しい。我が身でさえ慣れた場所とは言え「おぼつかな」さは増しているのである。

           

 4mのスギ丸太の皮を剥ぎ肩に据えて杭止めする。これを基準に昇降面の成形を行わねばならないのだが既設の踏み板を外さねばならない。簡単に外れるかと思っていたが細根がびっしりと入り込んで鍬を打ち込んでこじる必要があった。この踏み板を剥す時に何枚かが破損してしまい裏打ちのプレートから取り付けネジを外し別の場所から固定する必要が出てきた。まあ、思わぬ差し障りは何時でもあるが経年劣化で板も裏打ちの樹脂板も朽ち始めていたから無理もないが何とか使える。

 とりあえず路肩に丸太を据え強度を上げ敷き板を並べた間に横木も入れて区分しておいた。とりあえずどうという事も無い設えだけれど斜面表土の安定には寄与するはずである。とは言うものの敷き詰める土が不足し路肩側に窪みが出来た。ここに近くから山土を運び鎮圧しないと完成には至らない。「後日だ、後日!」と言う方法は通用しないのが悩ましい。

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