誘虫園の一画に真竹の束を立ててあるのだが数年目にしてようやくタイワンタケクマバチが巣房として穴を開けてくれた。親バチは頻繁に出入りを繰り返すのかと思っていたものの出入り口の穴から頭部だけのぞかせて警戒しているようで遂にこの日は観察できなかった。タイワンタケクマバチは外来種であるし、姥捨て山で目撃されるようになってから十年は経過していると記憶しているけれど、そもそもが記録対象でも無く「蜂の一種」で済ませている種でもある。ミソハギが開花すると訪れる頻度が上がるから視認する機会でもあるのだが巣房の確認は初である。