泥水池№2の漏水防止のため堤の幅を広げた結果、水面積を減らしてしまった。拡幅するには小川風に設えた放流路脇の低地しかない。
ところが、この低地部分は一帯の草地も含め漏水孔だらけの部分なのである。小川風の流路に沿っての漏水で、今季どれだけ埋め戻ししたことか…。
そんなことで一気に拡幅して水漏れでは泣くに泣けない。そこで小川に堰を作り浸水させ一晩様子を見た。取り敢えず顕在化した漏水は無かったから堤を切り崩し、小川の片側に積み上げて堤にする。
「思い出ボロボロ」でなくて「重いでボロボロ」と汗まみれの作業になった。こういうことは冬季の作業だけれど「出物腫物所選ばず」と同じく「出水漏れ水時期を選ばず」だからしょうがない。
結果としては、漏水の顕在化は無し。今のところは、猪に掘り返され続けてグジャグジャになっていた部分を水面にした事で溜飲が下がった。「これでもか!」である。