トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

秘め事にはならぬ…

2016-04-20 | 小父のお隣さん
 谷田一帯はシュレーゲルアオガエルとタゴガエルの輪唱状態で、シュレーゲルは水辺で、タゴガエルは林床で歌っている。林内で歌うタゴガエルを目撃する事は不可能なのだが擁壁の水抜き孔を愛の巣にするタゴちゃんは覗き見る事が可能だ。
 うまく盗撮できるようにと四苦八苦している小生の背に冷たい視線を感じる時もあるが、おおむね足を止めずに去って行くのが常である。そう、危ない人には近づかない…。
 タゴガエルの入った水抜き孔は一目瞭然で、泥水の痕跡が出現する。これは内部空間を広げているのだとばかり思ったが、今回発見した事実は「ビーバーの様にダムを作る」と言う事である。パイプ内には水が流れてもプールにはならない。そのため泥を入り口方向に押し出して堤をつくっている。どの水抜き孔の個体もそうだった。巣の主は水の中から頭だけ出し一日千春の思いで待っている。
 と、ここで夜も眠れなくなる疑問が噴出した。「このプールで産卵するのか…オタマジャクシなど見た事無いし…」、人生は暗夜行路である
          愛の巣の印      土手奥のプールに鎮座

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