待望のニホンアカガエルの産卵があった。第一第二トンボ池だけで他の東側水域では1卵塊も無かった。今回の産卵位置はトンボ池でも北側水面で日光が一番当たる部分である。今までの心証からでは早春の陽射しと言えど満々と届く場所は避け、どちらかと言えば木漏れ日程度の場所が好みとばかり思っていた。今回の産卵区域はヒキガエルが真っ先に産卵する、いわゆる産卵定位置でニホンアカガエルが最初に産卵する場所としては予想外なのだった。
因みに現在漏水防止の水域縮小中の二つ池、ここは昨季に今期用に産卵部を整備したのだが、漏水で水位線が後退し何時も産卵している範囲は落ち葉だけとなっている。まだ産卵の可能性があるから漏水は早急に解消したい。
今回、水見回りする前にその漏水防止作業に入っていたから初卵塊の発見はS先生と訪れていたSさんだった。こうなると小生としては作業どころではなく直ちに中止し早速の水見回りで産卵数を確認に行ったのだが、前述のごとくトンボ池だけの産卵で都合14卵塊を数えた。池の傍で立ち話中にS先生がカエルの鳴き声を聞き留めて、小生らも時折鳴いてくる鳴き声を聞くこともできたし姿も確認できたのだった。オスがメスを呼ぶ鳴き声だとは言え甘く優しい感じの鳴き声だった。あのシュレーゲルアオガエルのようなけたたましい大音量ではなくカジカガエルの高い澄んだ音色でも無く、静かな心地よい音色だった。種の違うましてや雄である小生でも引き付けられる音色なのだった。
まあ、「雄である」と対面やメンツから表現してみたものの実態はリタイヤの中性に近い二度童なのだ。こんなところにもトホホと鳴く生物がいた。
毎期、毎期がそうだとは言えないのだが心証としては雨後に産卵する傾向がある。集団で越冬している種ではないだけに寄り集まって産卵を開始する引き金は何だろうと思わずにはいられない。今日、昼間から鳴いていた個体のような「太平の眠りを破る上器音」を出す個体で目覚めるのか血が騒ぐのか・・・まあ、どっちでも良いか。とにもかくにも産めよ増やせよ春じゃものランラン!。
因みに現在漏水防止の水域縮小中の二つ池、ここは昨季に今期用に産卵部を整備したのだが、漏水で水位線が後退し何時も産卵している範囲は落ち葉だけとなっている。まだ産卵の可能性があるから漏水は早急に解消したい。
今回、水見回りする前にその漏水防止作業に入っていたから初卵塊の発見はS先生と訪れていたSさんだった。こうなると小生としては作業どころではなく直ちに中止し早速の水見回りで産卵数を確認に行ったのだが、前述のごとくトンボ池だけの産卵で都合14卵塊を数えた。池の傍で立ち話中にS先生がカエルの鳴き声を聞き留めて、小生らも時折鳴いてくる鳴き声を聞くこともできたし姿も確認できたのだった。オスがメスを呼ぶ鳴き声だとは言え甘く優しい感じの鳴き声だった。あのシュレーゲルアオガエルのようなけたたましい大音量ではなくカジカガエルの高い澄んだ音色でも無く、静かな心地よい音色だった。種の違うましてや雄である小生でも引き付けられる音色なのだった。
まあ、「雄である」と対面やメンツから表現してみたものの実態はリタイヤの中性に近い二度童なのだ。こんなところにもトホホと鳴く生物がいた。
毎期、毎期がそうだとは言えないのだが心証としては雨後に産卵する傾向がある。集団で越冬している種ではないだけに寄り集まって産卵を開始する引き金は何だろうと思わずにはいられない。今日、昼間から鳴いていた個体のような「太平の眠りを破る上器音」を出す個体で目覚めるのか血が騒ぐのか・・・まあ、どっちでも良いか。とにもかくにも産めよ増やせよ春じゃものランラン!。

