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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

グラマーなホトケドジョウ様

2017-04-29 | 小父のお隣さん
 沈泥地で水抜き作業を始めたら、近くの水中で突然濁りが現れた。これは紛れもなく何か居る目印だから、付近の落ち葉を一枚一枚引き上げたら尾ッポが見えた。
 あめ色をしズングリ体型なのが容易に想像できるラインだったから一目でホトケドジョウと理解した。全身は現れてはいないものの、今季初遭遇でもあるから撮影しようと車まで戻りバケツとザルを持ち出して捕獲準備する。
 
 後は所定の位置で掬い取るだけで、水深もヒタヒタ程度の浅いものだから失敗はしない。掬い上げてみると普段のズングリ体型が更にズングリした個体だった。おおかた卵を持っているのだろう。泥浚いをする沈泥地に戻すわけにもいかず、隣の集水路に放した。

連休に入る前に…

2017-04-29 | 水辺環境の保全
 春の嵐の後、導水路の水抜けがあって、これがきっかけで送水量が激減した。空気が管内に入った事も理由の一つだろうが空気抜き弁は設置してある。170mmの24時間雨量では濁った水で土砂の沈積があったのだろう。何せ平坦平滑な送水ラインでは無いのだ。

 ポンプによる強制圧注で管内清掃も兼ね通水作業をしなければと思いつつ日延べしてしまった。連休になると車両の出入りが増すだろうし、そうなると作業の移動にも差支えがあるので、いつもより早めに自宅を出発し道具小屋からボンプ等の機材を積み水源地に向かう。

 いつも通りの手順で吸水口にポンプからの送水ホースを送り込み圧注を開始する。エンジン出力を上げて行えば短時間で済むのだろうが、送水ホースは送水管の中で水圧で膨張して留まっているだけなのでエンジン出力を上げると押し出されてしまう。やむなくトコトコと運転しつつ40分圧送した。送水ホースを外し吸水口に手を当てると作業前より陰圧がある事を確認して撤退。

 吐水口まで戻って確かめると泥水を吐き出した痕跡は一目瞭然だが水量の回復は不十分だ。直後から最大水量になる事は無いから1両日後に再確認する。まあ、大丈夫だろう。

 作業前 ➡  作業後、排泥痕跡ある ➡  24時間後 

                  強制送水中 ➡  堤も補修し終了