
上の池のオーバーフローからの水流から浸食を防ぐために積んである丸太が散乱してしまった。今期、秋雨による増水の結果だ。流速を減じようと落ち口の並び方は流れに対して直角にしてあった。これが結果として丸太の間に水流を呼び込み下からの水圧を大きくさせたようである。
最初に組んだ時は流れに沿って並べたのだがこの時も崩されて90度向きを変えたのだけれど、生木の丸太1本100kg近いのがいとも簡単に崩されてしまった。復旧するのにとび口を使いながら結構な苦労をしなければならないが、今度はカスガイを打って動きにくくしてみよう。
この丸太組みが崩れてしまうと上の池を湛水させている土嚢まで崩れてしまうので放って置く訳にはいかない。
里山保全と言っても水辺を抱えていると水見回りに始まり維持管理に結構な手間を要する。祖父や父が稲作をする過程で毎朝水見回りに出かけていた理由が分かる。