トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

*長い夏休み

2011-09-17 | 感じるままの回り道

         夢うつつすみれの空に鳥はゆく

         ヒグラシや濃いすみれ色見届ける

         弓月の朝日を射るか低き空

         ビラ入れの香りに目覚む昼寝かな

         なでしこを愛でて被災の地に涙


ししとう

2011-09-17 | 何よりの楽しみ

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 「赤い花なら・・・」の出だしの歌があるが、同じ時期ではこれも負けない赤色である。唐辛子と思われるが、立派な「シシトウ」なのである。辛いものが多いので収穫を諦めたので熟してしまった。

 元はと言えば「葉を食べたい」ので植えたのだが、思わぬ怪我で世話が出来ず、結局は生育不全で葉を収穫するほど繁茂させられなかった。

 先日、放映された番組で「甘味種でも生育環境が悪いとカプサイシンの生産が促進され辛くなる」と生産者が言っていた。これで全ての疑問が氷解した。庭の二本は甘い実もあったが、この頃は半分以上が辛くなってしまっている。

 陽あたりは良いが、軒下で乾燥しやすい上に泥鰌が、でなくて土壌が不健康だから方程式通りの辛さ発現となったのであろう。時折、無性に青臭いのをかじりたい時があって、窓から収穫するのだけれど、もう甘いのに当たるのは宝くじに当たるような感じだ。それでも先端を少しかじって確認するのだが、これだけでは不十分で結局は辛い思いをして汗をかく。懲りないと言えば懲りないし、青物に飢えていると言えばそうでもある。なんたって自宅軟禁3ヶ月目なのだから…。