トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**中愁の名月

2011-09-15 | 感じるままの回り道

 被災地や月見る人は何思う笑顔か涙昨日か明日

 名月や被災地想い心経を一遍あげてただ眺むなり

 久々に生きるを知りぬ月追ってしばし転がる無灯火の部屋

 あかつきを見つつ被災の話聞く空色づくも空なり瞳

 薄明を臨みあかつき迎えたり被災地すでに日の出の頃か


彼岸花咲く

2011-09-15 | 小父のお隣さん

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 庭に彼岸花が咲いた。元々は近所の宅地にあった球根で、泥水地の護岸にモグラや鼠などの被害防止のために植え込む心算の球根だった。

 それが植え込まないうちにアキレス腱断裂で、放って置かれたのから花穂を上げた。早朝に気がついて、電気蚊取りを庭に下ろしてから残っている球根共々ポットに植え込んだ。縁台に腰掛けたままの作業である。

 電気蚊取りは多少は効き目があったみたいで、藪蚊の大量襲来を受けることなく作業を終えたが、それでも三箇所がプチ痒い。

 近くの土手も咲きそろったのかどうか、フイールドも咲いたかどうか確認は出来ないけど、ともかく彼岸花の季節になったのだ。来期は植え込んで護岸に咲く姿を見たいものだが、毒のある球根だからこそ、求められて農地や土手の保全に生かされてきた。だから見習って損はない。

 「どうせ私は…」とふて腐れて言うまでもなく従来の活動は当分無理だし、掘り上げ・植え込みは軽作業でリハビリとしては申し分ないのだ。話は違うがツバメが姿を消した。もう冬支度が始まっている。