トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

水見回り

2010-06-17 | 水辺環境の保全

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 15日夜は久しぶりの本格的降雨になった。掘り始めた溜池と田植えの済んだ棚田の水位の確認だけの心算で出かけたのだが…。最高気温34℃だった。ヒェエ~。

 溜池はもともとは車が入れた道の行き止まりで、傾斜面の下手に築いた堤は底辺4尺、高さ3尺位の大きさが必要だとわかった。ある程度の容積を持たせるには堤を高くするしかない。でも硬い粘土質を掘りあげるのは厳しい作業だ。上部に行くほど掘り下げねばならないし…。

 棚田は満水位で、塩ビ管で排水しているのだが最大排水量が管径で規制されてしまい、オーバーフロー気味だった。本格的梅雨の時期を迎えて、ここを改善しないと畦が破壊されてしまうから、管でなくオープンのU字形の排水路に変更しないと駄目だ。

 今日は何も用意が無かったので次回に持ち越し。先日、別ルートで頂いた早苗はしっかりした苗なので思い切って田植えしてきた。前回に田植えした苗は田植え機に搭載するばかりの苗で手植えには丈が短い。そのためほとんどが水没していた。

 結局、小屋に戻って鍬とスコップを携え、再度棚田で水没死しないように水位調節する羽目になった。

 


蝿が手を擦る

2010-06-17 | 今日は真面目に

 『苦笑い芽吹く苗木に痛む腕』

 『タンポポの原あな穿ち苗植える』

 『苗植えて愛でた手でする腰さする』

 『大杉を抱いたつもりが蝿に似る』