トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

溜池新設

2010-06-19 | 水辺環境の保全

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 18日の午前中は「梅雨の晴れ間」と言う予報を信じて、堤の見切り部分に侵食防止のため「丸太を埋め込むだけでも…」と出かけた。

 現実は、一人来て二人来てと総勢4人での作業となった。これで19日の月例会を待たずしてほぼ完成してしまった。一人作業の時は、途方も無い作業量に感じたのだが、人海戦術の有効性を実感する。

 一人で土を掘り一輪車で運び突き固める、なんて重労働から解放されたのだ。協同の力は大きい。これで有効水面積は大きくなくとも「絞り水」であるが渇水期にも湿潤な泥地を確保できる。

 水路になる部分の枝葉を片付けていたらヤゴが何匹も出てきた。湿潤ではあるが水溜りなどない部分である。あらためて生命力の逞しさを感じる。沢蟹も何匹か姿を現した。

 すでに少しばかり溜まった水面にオニヤンマ、オオシオカラトンボのオスが飛来している。明日19日は定例会で「溜池新設」の予定だったが完成してしまった。今夜から激しい雷雨の予報も出て19日も雨の予報だったから、相談して活動中止を流すことにした。

 たとえ未明に曇りとなっても「溜池新設」は片付き、草刈りに変更しても濡れた草場の作業は好ましくない、との判断だ。夜はオランダ戦もあることだし・・・。