心なき身にもあわれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行
心なき身にもあわれは知られけり職なき街の冬の明け暮れ
さびしさに堪えたる人のまたもあれな庵をならべ冬の山里 西行
さびしさに堪えてる人とまたも会う肩並べ食む暮れの炊き出し
年たけてまた越ゆべしと思いきや命なりけり小夜の中山 西行
年たけてまた越ゆべしと思いきや命なりけり凍てし真夜中
心なき身にもあわれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ 西行
心なき身にもあわれは知られけり職なき街の冬の明け暮れ
さびしさに堪えたる人のまたもあれな庵をならべ冬の山里 西行
さびしさに堪えてる人とまたも会う肩並べ食む暮れの炊き出し
年たけてまた越ゆべしと思いきや命なりけり小夜の中山 西行
年たけてまた越ゆべしと思いきや命なりけり凍てし真夜中