妄想癖のあるウォルターが、あることをきっかけに変化していく、或る意味成長物語。予告編で観ていた妄想シーンのようなのが続くのかと思っていたら、いい意味で予想を裏切られた展開でした。知らないうちに現実が妄想を凌駕していく展開は見事でした。25番ネガのありかは薄々わかってましたけどね。 社内のありきたりの風景と広大な大自然との対比も素晴らしいですね。
妄想癖のあるウォルターが、あることをきっかけに変化していく、或る意味成長物語。予告編で観ていた妄想シーンのようなのが続くのかと思っていたら、いい意味で予想を裏切られた展開でした。知らないうちに現実が妄想を凌駕していく展開は見事でした。25番ネガのありかは薄々わかってましたけどね。 社内のありきたりの風景と広大な大自然との対比も素晴らしいですね。
原作小説は読んでいませんが、コミックを2巻まで読んでいて、面白そうだったので観てきました。 原作物の映画化というものはつくづく難しいと思いました。2時間やそこらで原作の良いところをすべて表現できるわけ無いです。実写化された世界観を堪能することを目的とするなら有りですが、どうやっても不足不満は残るものとして割り切ることができるなら、この映画は悪くないです。原作を全く知らなければ、もっと好印象だったかもしれません。原作物は連続ドラマくらいの規模で実写化されるほうがいいですね。そういう意味では万城目作品の中では「鹿男あをによし」は幸せな実写化でした。
淡十郎のような生きかたは中々凄いなと思いました。