売上の創り方はココに聞け 事業プロデューサーTopdasの視点

3つの重点分野
・新しい売上をひたすら創ること
・東南アジアで商売を創ること
・事業を企画実行できる人材を創ること

イノベーションプロデューサートーク初日

2006-10-05 | 新商品や事業ネタ探し

昨日のイノベーションプロデューサートークライブのご報告。

京都烏丸御池の京町屋「ちおん舎」で行われた会場の様子を、主催者のNPO法人KGCの方がBlogにUPして下さいました。写真やコメントなどから熱気が伝わってくると思いますので是非ご覧下さい。
知的サファリパーク園長日記
http://www.npo-kgc.or.jp/ipnews/

 

 

参加者のほとんどが大学生の方、残りは社会人や研究者の方など。
学生さん向けの講演は、昨年の大手前大学での講義以来ひさびさ。
最近は、中小企業や経営者向けが多かったので、視線や熱気が全く違う。
とても良い刺激を受けました。

ちなみに、参加者全員による”イナバウワー”も大成功でした(笑)

 


Child's Eye(売れるモノ、売れる仕組みを作る視点)

2006-10-05 | アイデアブレスト視点

商品や事業開発は、大企業と中小企業に差はない。

錯覚されている方がよくいらっしゃるのですが、新商品の開発や新規事業の立上げは、大企業と中小企業では差があると。。

私が考えるに、中小企業は自社内開発ではなく、他社と連携を組むことでチャンスは広がるはず。”差があるの”ではなく”違いがある”のであって、どちらにも優位な点や劣勢があるのでどちらがいいという話にはならないと思う。
それよりも大切なのは、自分のいる立場でどう動くか、スピードを出すかの方に論点を持って欲しい。
 




少し例を挙げてみると、

「マンモス企業の自社内(自前)開発と中小企業連携」の場合、

 

マ1)大手企業だからといって、商品開発や新規事業開発に携っている人数は実はそれほど多くない。

中1)業界分野を越えて星の数ほど連携先はある。(ただ自社内にないだけ)


マ2)自社の経営資源や能力の枠内で考えがち。

中2)枠にとらわれない自由度が高い。(現実的)


マ3)ニーズ(現場)から遠い。または現場とのコミュニケーションが取りにくい。

中3)現場に最も近く、即コミュニケーションが可能。


マ4)開発部門としての社内の立場が優先される場合がある。

中4)顧客優先。


マ5)本当に必要なニーズなりアイデアを新人営業マンがもっていたりしても、持って行き場がなかったり、あったとしてもハードルが高い。(完成度の高いものが要求される)

中5)提案のチャンスは多い。社長の直感で判断が早い。

 

以上いくつか例を挙げてみましたが、どちらにも関係大きく影響するのが「人の環境」です。
高度なコミュニケーション能力(互いの意見をぶつけ合いながらも、状況判断ができ、前向きな結果を出すことに視点を置いている)が要求されます。

 

これは頭で考えているだけではなく、”リアルな場”を創って時間をかけることで育って行きます。