これまでになく、アイデアの持主にはうれしい環境が広がってきているようです。
知識やカタチあるものはネットで何でも情報を得られる社会が、今後どう進んで行くかと云えば、”創造”するという本来人間の持つ最大の特徴が活かされてくる社会に進むんじゃないかと思っています。
以下一例ですが、チャンスを広げる動きが今後もたくさん出てくることを願っています。
中日新聞の記事より
お金がなくても志とアイデアを買います-。そんな起業プロジェクトに、ベンチャー支援のスタンディングエッグ(名古屋市)が乗り出した。経営感覚を養いながら同志をつくり、事業の“コンテスト”を勝ち抜けば、独り立ちまでの後押しを受けられる筋書き。資金不足の悩みを解消するため、新しい会社形態の「合同会社」で起業する手法も注目されそうだ。
志望者の募集は始まっており、東海3県在住の18歳以上で「強い意志と熱い思い」を持っていれば、会社員にも学生にも門戸を開く。起業への思いをつづった作文などの選考を経て、15人程度が週末を利用したセミナーに参加できる。
セミナーでは希望職種ごとに分かれ、座学と仮想ゲームで起業手法などを養う。この間に同志を見極め、3人程度のグループを編成。実際にやりたい事業の計画を練り、来年3月に発表する。
発表会で最優秀に選ばれれば、事業化が決定。エッグ社と合同会社を設立し、事業を開始する。エッグ社運用の投資ファンドが最高5000万円を拠出するが、わずかでも起業グループも出資することが条件となる。エッグ社では、経理や営業のスタッフを別途募るほか、販路開拓などを継続的に支援する。
合同会社は5月施行の会社法で新設され、「頑張った結果として、もうけの分配を得られる」(エッグ社)と利益配分の自由度が高い。そこで事業が成長すれば、成功報酬として起業グループに会社を買い取ってもらう方針だ。
エッグ社も安井正典社長(40)が8年前、ブラザー工業を退職して創業し、一昨年からレンタルオフィスも運営している。安井社長は「1人では独走して失敗するケースもあるが、グループなら起業の成功率は高まる」と話している。
問い合わせは、スタンディングエッグ=電052(957)7666=へ。
こういう場合に、日本版LLPやLLCが活用されてくるでしょうね。
Topdasの”事業プロデュース”の時代。もうそこまでやってきています。