売上の創り方はココに聞け 事業プロデューサーTopdasの視点

3つの重点分野
・新しい売上をひたすら創ること
・東南アジアで商売を創ること
・事業を企画実行できる人材を創ること

気持のいい健康診断と笑顔

2009-07-31 | 自由なワークスタイル

朝一番から、毎年定例の健康診断に行ってきました。
昨年から、受診する病院を変えているのですが、この病院の健康診断は実に気持ちがいい。


 

何が、良いかというと、若いスタッフの動きが超テキパキしていて無駄がない。チームワークもバッチリで、役割分担がありながらも、手が空いていると前後の人の仕事も柔軟にこなす。
だから、ほとんど待っている感がなく次の検査に進める。

そして何よりも、案内する10人程のスタッフがみんな笑顔で実に楽しそう。
この病院スタッフの働きぶりを見ているだけで気持ちがいい。

こうなるには、一体どうしたんだろう?
研修を受けただけでは、多分ムリ。個人個人のモチベーションや知識など様々な要素がうまく重なり合わないと実現は難しいはずなのだが。。

また来年になるが、長期的にこの病院の成功の根源を解き明かしたいなと思う。

 

健康と笑顔 Topdas


「プチ感動する」こういう素朴な作品が好きです

2009-07-30 | アイデアブレスト視点

この作品をよくご覧ください。何で出来ていると思いますか?
そうです、ホッチキスです。
もし、この写真がなければ、口や文字でどうやってこの模型を売り込みますか?


昨日、ある企業の社長さんと現在扱われている商品の販路拡大についてお話しました。
商品は、そこそこ良さそうなのですが、考え方がどうやら合いませんので、お手伝いはしないつもりです。
何故かというと、今どきよくあるかなり説明の必要な商品なので、「こういう場合は、一からダラダラ説明するのではなく、写真や動画、立体物などまずは、一目で惹きつける飛び道具を準備するのも良さそうですね」とアドバイスさせて頂いたら、その後、出るわ出るわ出来ない理由と自己出張が。

売れない、もっと売りたいけど、どうしましょうか?という相談だったはずなのに、自分の考えをわかってよと一方的に私を説得しようとするのです。

ココロの中は、”私はあなたの会社の新人営業マンではありません
何とか振り切って来ましたが、商品が売れないというのは、こういうところに大きな原因があることも実は多いのです。もったいない。
重要度から言うと、変化する商品よりもしっかりした考え方の方が大切です。


ホッチキスのデザイナーPeter RootさんのWEBサイト
http://www.monoscope.com/

Topdasの4コマエホン
http://hit2g.com/modules/tinyd0/index.php?id=26

 

売れない原因追及よりも売れる理由を先に創る Topdas


小さな失敗の数が自慢?!

2009-07-29 | アイデアブレスト視点

新規事業をプロデュースするチカラをつけたいという企業担当者の方からアドバイスを求められました。

私のアドバイスは、「誰もやったことがない、小さな失敗を、誰よりも早く、数多く体験することですよ!」と。


 

私は、サラリーマン時代も含めて、新商品やサービス、新規事業立ち上げなど”新しいこと”をキーワードにたくさん創り出してきました。
実は、憶病モノなのかもしれません。
誰かが既にやっていることだと、状況や立場、知識や経験などが違うにも関わらず、比較されてしまう。

その点、誰もやっていない新しいことなら、比較相手もないし、
たとえ失敗しても自分のチカラの足りないところがはっきりわかって、何を学べば良いかも明確になるので、次の挑戦は一歩進んだ位置からスタートできる。

新規事業や新商品開発は、それの繰り返しで経験を積めば誰だって少しづつ進歩して行くものです。

新しいことをスタートするコツは行動することです。本を読んで知識を得て、準備万端を待つ。やる時は100点を目指して取り組むなんてことをやっていたら、精神的に参ってしまいます。
ノウハウ本を読んだだけでプロゴルファーになった人なんて誰も居ないのです。
新しいことを創り出すには、小さな失敗を、誰よりも早く、数多く体験することが成功への近道であって、これが普通と考えた方がいいと思います。

そう考えれば、新規事業開発が順調に進んでいても、「これはおかしい?!何かうまく行き過ぎだ、もうすぐ失敗がきっとやって来る、何だろう。。」とおごることなく近々やって来るだろう失敗や困難にも当たり前のように取り組めるのです。

小さな失敗経験が多いと、不思議に大きな失敗には出くわしません。
失敗、失敗でチカラがつくんだから、皆さんも楽しんで行動しましょうよ。

さて、今日も今から失敗体験をしてチカラをつけに行ってきま~す!


動かなければ失敗も出来ないよ Topdas


目的を持たない研究開発と事業プロデュースのススメ

2009-07-28 | アイデアブレスト視点

昨日のカンブリア宮殿に登場していたのは林原グループの社長。
絶対に不可能だと定義づけられていたトリハロースの大量生産を成功させた会社には、やはり理由がありました。

 

番組で紹介された金言は、
金言1:
「百社あれば百通りの経営があっていい」
金言2:「一度始めたら とことんやれ」
金言3:「基礎研究は成功すればすべて自分のものになる」

この会社では、2割弱の力をビジネスには全く関係ない基礎研究にあてているという。目的を持たない研究も必要だという考え方を持っているところが強み。多くの企業は、ビジネスの成果を目標にそれに取り組むかどうかを決めないと研究はスタートできない。

テーマだけで目的や成果を求めない研究開発を行っていると、その過程で多くの副産物(予想外の成果や効果)が生み出されると林原社長は語る。

そうなんです。これは声を大にして申し上げたい。

私も新規事業をプロデュースする際、この先に何かありそうだという直感が働いた時は、目的や成果が見えないけれども、きっと何かあると追い続けることにしています。それは、この進め方考え方で過去に数多くの成功体験をしているからこそ、自信を持って言えるのです。

この段階で、どんな成果が生まれるの?数値で教えて?と云われても、いいようがありません。この感覚がわからない相手にはいくら時間を掛けて説得しようとしても無理。だからと言って、やめてしまってはクリエイティブな発想が出来にくい自分を作ってしまうようなモノ。
そういう人には、もう少し先の段階でカタチが見えるようになってから説明する方がいいようです。

だから、”コイツは何かやってくれるだろう”の感覚がわかる経営者から仕事をもらうことが多いような気がします。”何か?”というそれだけのテーマで、報酬を超える成果を出さなきゃというプレッシャーは半端じゃありませんが、これまでに無かった新しい道を切り開くという楽しい仕事ができます。

よく、「何してるの?」と聞かれますが、云えそうで云えない仕事をしているとしか言えないのです(笑)

 

さて、今日も新しい Topdas


1日1000人以上来店の美容室?!その秘訣は?

2009-07-27 | アイデアブレスト視点

ベトナムの理美容業界で最近、韓国の美容室がヒットしている。
美容室の経営にメーカーの先端ノウハウを取り入れたのが当たったという。

 

 

ホーチミン中心部に程近い3区にある美容室「アートヘアー」。
その規模は、地上4階、延べ面積1200平方メートル(約360坪)と巨大。韓国にある一般の美容室10個分よりも大きい。1日の平均来店者数は1000人余りで、90%以上がベトナム人だ。忙しい時は1日に1500人が訪れる。営業時間(午前7時30分-午後10時)を考慮しても、1時間当たり100人以上が来店していることになる。

単一の売り場としては、中国を含めアジア圏で最大規模」。美容師は60人、補助スタッフまで合わせると300人に達する。スタッフは韓国人マネージャー二人を除いて全員がベトナム人。

しかし、価格は決して高くはない。カット代は平均3万5000ドン(約145円)と、ベトナムのほかの美容室と同レベル。

では、どのようにして利益を出すのかというと、答えは薄利多売。安く多く売って利潤を得る、というメーカー式アプローチ。
そのためには美容室にとって最大の問題、待ち時間をなくすのが課題だった。

どのような分析技法を利用したのか?
「過去3年間、1階の受付で客の名前や性別、年齢、日付、来店時間、カットの種類、担当美容師の名前を欠かさずチェックして、これを時間帯・曜日・月別にデータ化」。
このデータを活用し、どの時間帯に客が多く、どの曜日に集中するのかなどを分析し「客が多い時間帯と曜日には美容師を増やし、そうでない場合には減らすといった柔軟経営で費用を最大限減らしている」。

客のためにインターネットが利用できるパソコン10台も設置。

また、ほかのベトナムの美容室とは違い、成果によって美容師に褒賞金を与えている。

美容師は月に150-500ドル(約1万4000-4万7000円)の基本給を受け取り、残りの報酬はそれぞれの成果に応じて支給される。熟練度によってAからCまでの等級に分けられ、同じカットでも違う金額を設けている。客の指名が増えれば収入も増える、という構造だ。これによって、客の満足度とカットの品質を高める動機が自然と与えられる。

 

日本の感覚では想像できないかも知れませんが、ベトナム人は、美容室やシャンプー専門店を頻繁に利用しているので、競合も多いですがまだまだ魅力ある市場と言えます。
日本人のお店も結構あって、流行っています。この分野で開業するなら日本よりベトナムがいいかも?!


ベトナムビジネス視察 Topdas


京都でマシュクラ君の祝宴

2009-07-25 | 自由なワークスタイル

恐れ入ります。本日はプライベートな記事になります。
昨日、同級生の祝宴に京都まで出掛けました。この歳で籍を入れることになった幸せなお二人です。

くす玉を手を取り合って引く二人ですが、このあと玉ごと落ちてしまいました。

取引先の皆さんや大学のクラブの仲間達が集まってきました。
遠くは、長野県からわざわざ。

何故か歳が同じの後輩、銀行マン。地元某信金の支店長をたった2週間で下ろされたという最短記録を持つバカもの。見れば判りますね。

同級生は、西陣の帯を制作販売する仕事なので、舞妓、芸妓さんらがお祝いにたくさん掛けつけてくれました。

 

Topdasでは、舞妓はんプロデュースをはじめ、このような京都での宴会を賜っております。会社の取引先を招待したい、一生に一度は味わってみたいという個人の方、一見さんお断りの世界ですが、お世話させていただきます。


仕事も遊びも豪快に Topdas


ほら出たニュービジネス!ニューヨークで屋上農園

2009-07-24 | アイデアブレスト視点

Topdasも事業化提案している「都心の屋上農園
ニューヨークで本格スタートしました。アイデアをカタチにそれが事業プロデュース。

 

 

ニューヨークで農業を!そんな声に応えて登場したビルの屋上農園がいま若者達に大人気。誕生1か月で参加者は200人を突破。毎週末20代から30代の男女が600平米の畑で無農薬野菜作りにいそしむ。

仕掛け人は元金融マンのベン・フラナー28才。農業を始めようと一念発起したもののニューヨークを離れがたかったベンが目をつけたのがニューヨークに無数に存在するビルの屋上だった。
しかし実際に始めてみると、土の栄養分を保つためのミミズの確保や屋上特有の風対策、水分の確保など難問続出。とりあえず30種類の農作物を植え、若者達と試行錯誤を繰り返す日々。ベン達の取り組みには地元レストランも関心を示し、うまく育てば引き取ってくれることを約束してくれている。7月末には初めての収穫が始まる。

8月23日のNHKBS1でこのドキュメントが放送されます。


日本でも、少しずつ同じような動きはあるのですが、スケールが小さい。
ドカーンとやらなきゃ火がつかない。

屋上農園化」を提案するポイントとしては、

・都心部の屋上はたいていの場合遊んでいる。
・地球温暖化の流れで、数年前から屋上緑化の動きがある
・最近の農業ブーム
・有機野菜など自然食や採れたて直送品の販売や飲食店の増加
・団塊の世代リタイヤ組の新しい仕事場


などなど、社会の動きと関係性を整理すると屋上農園は”アリ”なのです。

飲食店が自分の農園を、〇○ビルに持っている。
サラリーマンが、帰り道に自分の畑でトマトの収穫をする。
普段の世話は、専門化が面倒見てくれている。
週末には、野菜を育てる講習会がある。
毎月1回、採れた野菜で料理教室やバーベキューパーティがある。
年に数回、収穫祭で自分の野菜を売る。
婚活として、屋上農園で出会う

なんと言ってもこれに関連する新しいビジネスが自然に生まれて来ることが経済活性化に繋がるのです!


資金が必要なビジネスなので、日本では大手企業と行政が動かなきゃ始まりそうにありませんが、早くスタートを切って欲しいものです。
出来れば関西で!
なんばパークス、ほたる街、北ヤード、ATC、御堂筋など、ええ所はいっぱいあるやおまへんか!?


事業プロデュースなら Topdas


早っマック!即効対応でロッテリアを喰う

2009-07-23 | アイデアブレスト視点

先日話題にしたばかりのロッテリアの”絶妙バーガー“に続いて、マクドナルドが7月24日から1週間、プレミアムローストコーヒーのSサイズを朝の8時から9時の間、1人1杯限定で無料で提供するとの発表を行った。ただし、関東地区のみ限定。

対応早いですね。




ロッテリアの返金保証の話題にタイミングよく便乗し、効果の高い広告宣伝効果を得ると思う。これは、他社の動きに何も手を打てないで慌てる、対抗する方策を今から時間を掛けて検討するという一般的にありがちな対応とは大きな違いがあります。

その秘密は、対応の早さと社内決済の早さ。どちらにしてもスピードがポイント。

普段から考えていたアイデアを少しひねって、速効で対応できるところはマックじゃなくとも一般企業でも出来ること。
逆に、予定になかった出来事に対して、今年の計画にない、予算を取っていないなど、ごく普通の理由を口に出してしまうのは、知恵がないと言っているようなもの。

普段から色んなアイデアを蓄積していて、且つ、即決の経営判断が出来る体制があれば、イザという時にその力が発揮されるのです。
これがあるのとないのとで大違い。この能力は持っておきましょうね。


あっそうそう、今回の無料提供を行っても、逆に売り上げ収益がきっちり上がる仕組みになっているんですよ!だから、スゴイのです。

マック(マクド?)関西でも無料やって欲しいですな。

 

イザという時の為に今から一緒に Topdas


水都大阪2009リムジンボート試乗:型破りの発想

2009-07-22 | アイデアブレスト視点

8月下旬から約2ヶ月間行なわれる水都大阪2009の一大イベント。そこでVIPチャーターボートとして利用されるリムジンボートが遠路遥々ヴェネチアからやってきました。
昨日その内覧会で早速試乗させていただきました。

 

 

 

 

写真では小さく見えるかも知れませんが、船内はゆったりしていて12,3人はくつろげます。革張りシートやスカイルーフなど豪華な仕様で、ほとんど揺れを感じさせない乗り心地は、さすがヴェネチア育ち。

この船のオーナー芝川さんの案内で、住江のクリエイティブセンター大阪のBridgesから中ノ島を通って天満橋の八軒屋浜まで、水上からたくさんの橋を眺めながらクルーズを楽しみました。

大阪市ゆとりとみどり振興局やS区の区長様などのゲストと一緒だったのですが、”ほたるまち”を通り過ぎるところで見える歴史ある建造物「ダイビル」の話になりました。こういう建造物は壊すのは簡単でも、歴史を造るのはそう簡単ではありません。

芝川さんから「このダイビルをビルごとスライドさせて90度方向転換させると前の空き地にピタリと入るので、そうやって歴史ある建物を残せる」と関係者に話を持ちかけたけどアカンかったという話がありました。それもさらりと。

この大胆な発想と実際に折衝を試みたというアクションが凄い。

これ以外にも、今度の水都大阪2009で八軒屋浜の水辺に浮かべられるオランダからやってくる巨大アヒルに服を着せたいと、小原敬渡さんと仕掛けを練っているとか。。。 


私も数多くの新規事業に関わっているのですが、プロジェクトは放っておくと現実的で無難な路線へと移ろうとする力が働いて、いつの間にかごく普通の事業になってしまう傾向になると思っています。


それはそれでいいのでしょうが、誰もやったことがないことにリスクを背負って挑戦する方が、何十倍も楽しい仕事になることを一度は体感しておきたいですね。


ほ~?!そ~来たか Topdas


「集客」は難しいのか?!

2009-07-21 | アイデアブレスト視点

百貨店、ショッピングモール、観光地、飲食店などなど、永遠の課題とも言えるのが集客。わざわざ、買い物に出掛けなくてもインターネットでも買えるものは多い。

集客の課題を解決するサービスが登場したら、売れるに違いない。


 

こちらは、アメリカはシカゴにある「The Sears Tower Skydeck」。
壁面から飛び出した部分は全面ガラス張りで、床は厚さ1cm強のガラスが3層になっていて、5トンまで支えられるそう。

これが地上412mの高さというから、ちょっと行ってみたくなります。


さて、集客の話に戻りますが、このタワーのように一度は行ってみたい、体験してみたい(人によって好みはありますが)という場所があると、行動を起こす動機になりますね。
イベントでも、その内容に惹かれてその場所に行くということは、皆さんも経験があるでしょう。しかし、また見れる、どこか別の場所で見れるとなると、重い腰は中々持ち上がりません。

特に、販売がメインの集客の場合は、余程その店に特徴があるか、バーゲンだからという理由くらいしか見当たらないと普段は閑古鳥ということになってしまいます。


特別に、その時期しか見れない、その場所にしかない「集客」。
色々あるけどなあ。
行き詰った時というのは、従来の習慣や過去の成功事例などをすっかり忘れて白紙から考えるのがコツです。そういう意味では、異業種提携や第三者の新鮮なアドバイスを受けるのもいい方法です。

 

この指とまれ!企画は Topdas