環境問題と言ってしまうと、自分の日常生活とは少し離れた世界のように捉えてしまって、「温暖化は大変だ」、「もっと国がこうするべきだ、ああするべきだ」と評論家市民が増えるだけのような気がしてなりません。
Topdasは3年前に産業廃棄物の新しい方向性を生み出す為の会社「エコスタッフ」設立をプロデュースし現在も関わっておりますが、より日常に近い現場で「環境問題」を捉えて新たな活動を始めたいと考えています。
----以下、大阪府産業デザインセンターHPより記事引用---
製品使用時の環境負荷を減らすためには、これと同様に日常生活における環境影響を把握し、企画開発やデザインにフィードバックすることが必要です。この考えは既にユーザビリティの分野で確立されているようですが、ユーザビリティが「いかにわかりやすく使いやすい製品を開発するか」ということに力点が置かれてきたために、環境問題が必ずしも考慮されていませんでした。
インバース・マニュファクチャリングは、製品そのものを分析することが解決の主な手段ですが、インテリジェント・エコデザインでは製品を介して生活者の環境負荷を発生させる行為に着目しなければ解決の糸口は見えてきません。
そこでポイントとなるのが日常生活行為の観察です。
1.「知らない」→「知らせる」(理解)
その行為によって、何らかの環境負荷が発生することを使用者にわかるように知らせる。
2.「忘れる」→「気づかせる」(認知)
視覚、聴覚などの五感を通して、環境負荷が発生していることを気づかせる。
3.「面倒」→「単純・省略化する」
a:身体的適合性:苦痛や疲労などの身体的要因による環境負荷を軽減する。
b:心理的適合性:時間を取られたり操作が複雑などの心理的要因による環境負荷を軽減する。
4.「無関心」→「気にさせる」(親和)
メタファ(隠喩)などを活用して、環境配慮行動を誘発させるように仕向ける。
5.「無関心」→「参加させる」(達成)
環境配慮行動に伴う成果で、エコロジカルなライフスタイルへの興味を湧かせる。
大阪府産業デザインセンター
http://www.pref.osaka.jp/oidc/ie/index.html
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まずは、身近な場面で一人ひとりに「気づき」を持ってもらうこと。「ああ、こうすればこの程度役に立つんだ」と。
Topdasでは、身近な生活の中でエコ活動をしているグループや個人を応援していきたいと考えています。例えば、エコクラフト製品の販売など、活動を支える商材の販路や広報活動をお手伝させていただきます。
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