四季折々

~感じるままに~

夏水仙

2021-07-26 08:02:12 | 写真・花
今は1年の中で一番暑さが厳しい頃です。
そんな真夏に咲くのがこの花、ナツズイセン(夏水仙)です。
水仙の名ですが、彼岸花の仲間で、その仲間のうち最も早く咲く花だそうです。

昨朝06:10頃写したものです。朝日を受けて輝いていました。
   

   

   

   

      

  
鉢から1本の花茎がスーと伸びていました。       
茎は60~70㎝くらい伸び、先端に6輪の花と1個のつぼみがついていました。
根元には葉は出ていませんでした。

ナツズイセン(夏水仙)は、中国原産の帰化植物だそうです。彼岸花科ですが、
彼岸花のように花後に葉が出るのではなく、葉が枯れた後に花が咲くそうです。
 スイセン(水仙)の名がつくのは、その葉がスイセンの葉に似ていることからだとか。
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コブシの実

2021-07-25 08:07:27 | 写真・花
コブシ(辛夷)の実が赤くなっていました。
袋のようなものにたくさんの実が・・・ グロテスクな形です。

昨朝6:30頃写したものです。朝日を浴びて目立っていました。
   

   

   

   
こんな1本でした。
コブシ(辛夷)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹とか。
実が握りこぶしのようなつぶつぶがあることからコブシというになったそうです。
「辛夷」という漢字を当てて「コブシ」と読むそうですが、中国ではこの言葉は木蓮を指すそうです。
あの白い可憐な(ハクモクレンの花より小さい)花からどうしてこのような実が?不思議ですね。
秋が深まると袋が破け一つひとつの実がはじけ真っ赤な実が出てくるそうです。


ちなみに、春にはこんな花が咲いていました。(今年3月25日に同じ木の花を撮影していました)
   

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上向きのトランペット

2021-07-24 07:55:15 | 写真・花
太陽が昇り始めるころ、トランペットを上向きにしたような花と出会いました。
ニニロッソの「夜明けのトランペット」を思い出しました。
花は、以前調べたことのあるチョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)でした。純白がきれいでした。

昨朝5:50頃写したものです。
   

   

   

   

   

   
こんな雑草の中で咲いていました。
エンジェルトランペットに似ていますが・・・
エンジェルトランペットの花は下向きに咲いていて、こちらは上向きに咲いています。

チョウセンアサガオは、ナス科のチョウセンアサガオ属だそうです。
園芸用にはダチュラ(異名~マンダラゲ、キチガイナスビ)の名で流通しているそうです。
江戸時代 に薬用として渡来し、アサガオに似ているということで、この名がつけられたそうです。
原産地は朝鮮ではなくて、東南アジアだそうです。

近縁種のエンジェルトランペットは、ナス科のキダチチョウセンアサガオ属だそうです。
原産地はブラジルだそうです。
どちらも薬用植物ですが、毒性が強いため、取り扱いには注意を要するそうです。
花はどちらもトランペットの形に似ていても、上向きと下向き、
原産地は全く別、植物の世界は不思議ですね。

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早くも赤い実が! アオハダの実

2021-07-23 07:57:28 | 写真・花
まだ7月というのに、赤く熟したような実がなっている木と出会いました。
秋を思わすような光景でした。
調べてみると、「アオハダ(青膚/青肌)」という落葉樹の実のようでした。

昨朝5:45頃写したものです。
   

   

   

   
一見ウメモドキの実のような感じでした。

こんな木肌でした。
   
途中から何本かに枝(幹)分かれしていました。
この幹や枝は爪で引っ掻くと容易に緑色(昔でいう青)の内皮が現れるそうで、それが名の由来とか。

枝は大きく広がっていました。
   
写真ではよく分かりませんが、枝いっぱいに赤い実がついていました。

アオハダ(青膚/青肌)は、モチノキ科モチノキ属の落葉高木だそうです。
別名コショウブナともマルバウメモドキともいうとか。
北海道から九州まで日本各地に分布し、日本以外では中国と朝鮮半島に見られるとか。
葉と実のコントラストが美しいことから庭園等にも植栽されるそうです。
この実は本来、8月頃から赤く色づき紅葉寸前頃まで残るそうです。(今年は少し早い色づきかも)
鳥にはおいしくないのか好まれないとか、ただ、自然界ではクマ(熊)が好んで食べるそうです。
熊がいる地方ではこの実を見つけたときは十分に注意した方がいいようです。
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松ぼっくりが・・・変身 !?

2021-07-22 07:57:12 | 写真・花
大きなヒマラヤスギが松ぼっくりをたくさんつけていました。
スギと名付けられていますが、マツ科の常緑針葉樹だそうです。
この松ぼっくりは、秋から冬頃落下して、ある花の形を醸し出します。不思議です。

昨朝6:00頃写したものです。朝日を浴びて輝いていました。
   
こんな大樹です。小さな公園の端に3本立っていました。

公園内に入り近くから見上げてみました。
   


   

   

こんなものが1個だけ残っていました。
   

下を探してみると・・・ ありました!
   

手に取ってみました。
   
バラの花に見えました。

松ぼっくりと書きましたが、本当はこのような実を球果というそうです。
秋から冬頃、この球果(松ぼっくり)の先端部が落下して、まるでバラの花のような形になります。
これをシダーローズというそうです。
先端部より下はパラパラと飛び散って種子を飛ばすのだそうです。

興味のある方は、むさしのの都立公園のホームページ「ヒマラヤスギの木の下で」を訪れてみて下さい)

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