四季折々

~感じるままに~

ひっつき虫

2020-12-26 08:05:30 | 写真・花
草むらで鳴いていた小鳥を探していて「ひっつき虫」に襲われました。
「くっつき虫」とも言うそうです。衣類にひっつくと大変です。
植物が祖先を広めようとあみだした知恵(?)のようです。

これです。
   

   

   

   

   
エナガと思える小鳥数羽の鳴き声と姿が見えたので、のぞいてみました。

両足の裾がこんな状態になってしまいました。
   

種子をズームアップしてみると・・・
   
こんな草の種でした。先端にひっつくトゲが・・・ このような種子を「ひっつき虫」というようです。
この種子の主はセンダングサ(栴檀草)というようで、小川の土手に群生していました。
こんなトゲで動物にくっついたり、小鳥に種子を運んでもらうために赤く熟したりとか・・・
植物の世界も生きていくために、一生懸命のようです。

私たちは子どものころ、こんなくっつく種子のことを差別用語的な言葉の「ほ○と」と呼んでいました。(方言?)
植物ながらこんな努力しているのに、今では、申し訳なかった気がしています。
「ほ○と」どころか、このくっつく原理を利用したのがマジックテープだそうです。
人間が教わったようです。

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クリスマスローズ

2020-12-25 07:56:50 | 写真・花
クリスマスイブの昨夕、クリスマスローズの花に出会いました。
原種の一種「ニゲル」が12月末頃に清純な花咲かせていたのが名の由来とか。
しかし、交配、改良が進み、今では多くのクリスマスローズが2月~4月に咲くそうです。

ニゲルは一重咲きとか、これは八重のようでした。
   

   

   

   

   

   
雨上がりでしっとりぬれており、みずみずしくてきれいでした。

クリスマスローズといえば。清楚な感じの白色がいいですね。
今では色々な色があるようですが、この花びらのように見えるのは花びらではなくて萼だそうです。
この萼片は、花びらのようにすぐに散ることなく、長く鑑賞することができるのが特徴だそうです。
そういえば、ここのこの花(萼)が夏頃まで残っていたのを見たことがあります。
その頃には緑色になっていたような気がします。
クリスマスの頃咲いて、いつまで残るのか、こんどはしっかりチェックし、写真に撮ってみようと思っています。
  
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キセキレイがダンスの特訓?

2020-12-24 08:15:10 | 野鳥
キセキレイがぴょんぴょん跳びはねていました。
小川の堰の浅瀬で、ダンスの練習をしているのかと思いきや・・・

以下は動画から切り取りトリミングしている写真です。
   

忙しそうに動き回りながら・・・
   

ジャンプ
   

かっこよく翼を広げたりしていました。
   
よく見ていると、踊る練習ではなく水面近くを飛んでいる小さな虫を捕食しているようでした。
(2020.12.23 16:30頃撮影)

動画で撮ってみると、小さな虫も映っていました。
クリックしてみてください。
   

左上丸H右の「キセキレイがダンスの特訓?」をクリックすると大きな画面でご覧いただけます。
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モズとジョウビタキ

2020-12-23 08:05:15 | 野鳥
モズは留鳥、ジョウビタキは渡り鳥ですが・・・
共通点がいくつかあるようです。
ここ数日の間に両方の雌雄に出会ったのでトリあげてみました。

モズのメス
   

   
モズのメスです。小川のほとりにいました。スズメより少し大きく尾が長いようです。
モズの大きな特長は、上クチバシがタカのように鋭くカギ型に曲がっているところです。

モズのオス
   

   
モズのオスが田んぼの上の電線にとまっていました。
夕日を斜めから受けていて赤っぽく写っていますが、メスより濃い色です。
メスとの大きな違いは目の回り(過眼線)の色で、オスは黒、メスは茶色です。

ジョウビタキのメス
   

   
ジョウビタキのメスです。住宅街にいました。
スズメより少し小さく、翼の白い斑点が特長です。

ジョウビタキのオス
   

   
ジョウビタキのオスがやはり住宅街の電線にとまっていました。
メスとは色も模様も大きく違っていますが、翼の白い班点がこの鳥の特長だそうです。

ジョウビタキは、 晩秋の頃に、大陸(中国東部やバイカル湖周辺)から越冬のため渡ってくるそうです。
当初は山にいることが多く、山に雪が降りだすころに、平地(川原や農耕地)におりてくるそうです。

モズは、日本全国で繁殖しており、北日本や山地で生息しているモズは冬には南下して越冬するそうです。

この時期は、モズもジョウビタキも、全て単独行動をとっているそうです。
そう言えば、どちらも雌雄が一緒にいるところを見かけたことがありません。不思議ですね。
人間も一時期こんな暮らし方をすると、より仲良くなれるかも知れませんね。


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ロウバイの花

2020-12-22 07:45:10 | 写真・花
早くもロウバイ(蝋梅)の花が咲いていました。
梅の名のつく花といえば早春のイメージですが・・・
異常ではないようです。早生種と晩生種があるようです。

   

   

   

違う場所で違う品種の(花びらの形が違う)花も咲いていました。
   

   

どちらも、匂ってみるとあのいい香りを放っていました。
みずみずしくてまだ咲き始めたばかりのようでした。
ロウバイは早生種で12月末頃から、晩生種で3月中旬にかけて咲くのだそうです。
この2種は早生のようです。

ロウバイ(蝋梅)の名は、半透明でツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、
かつ臘月(ろうげつ=陰暦12月)に咲くことにちなむそうです。

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