四季折々

~感じるままに~

1回目ジベ処理~安芸クイーン

2022-05-19 07:52:23 | ぶどう・野菜
昨日午後、ブドウ(安芸クイーン)の1回目のジベレリン処理を行いました。
これは種なし化と着粒の安定化のために行うものです。
満開から3日以内に、一つひとつ手作業です。趣味で1本だけ育てていますが、今日は53房を処理しました。

満開状態の花穂

写真ではわかりにくいですが、こんな状態が満開です。
上方には、この何倍もの支梗と粒が付いていましたが、先般バッサリ取り去りました。
そのとき上方に2個ほど小さくカットした支梗を残しておきました。
1回目の処理を行った房は目印(証)にこの支梗を1個をかき取ります。

手作業で溶液に浸します。

ジベレリンは、イネの馬鹿苗病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤です。
有害なものは含まれていないそうです。品種により定められている濃さの水溶液を作りました。
手作業で一個ずつを手に持って、この水溶液に浸します。

花キャップの除去

浸した後は、花キャップを指先で取り除きました。
キャップが残っていると粒にこびりつくことがあるため、除去しておいた方が良いようです。
花キャップは、わりと簡単に取り去ることができます
違う花穂ですがこんなにきれいになりました。
キャップが残っていると粒にこびりつくことがあるため、除去しておいた方が良いようです。
   
処理した証しにかき取った支梗を集めて数えてみると53個ありました。
あと30~40房が満開ではなく未処理です。一両日中には全て満開になりそうです。

花穂がちゃんと着果したら、初めて果房と呼ぶのだそうです。
果房になると、粒は目に見えてどんどん大きくなっていきます。
どんな果房になっていくか楽しみです。
なお、1回目の処理後、10~15日後に2回目を行います。
2回目は顆粒肥大促進のために行うものです。



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