四季折々

~感じるままに~

悪しき実

2024-09-11 05:17:56 | 写真・花
シキミ(樒)の実がたくさん生っていました。
この実は毒性が強く「悪しき実」と呼ばれ、転じて「シキミ」になったとの説があるとか。
本来、春に咲くらしい花もチラホラ咲いていました。

昨朝06:25頃写したものです。











シキミの本来の開花時期は3~4月だそうですが、
 「四季芽」からシキミという名前になったという説もあるようで、春以外にも咲くようです。
実がたくさん見られましたが、この実は春に咲いた花が結実したものと思われました。

高さは4mくらいの3~4本の幹が株立ちしている大きな木でした。

年配の女性が「きれいな花ですね。何という名ですか」と尋ねられたので名を教えてあげました。
その方もスマホで写されていました。

シキミの枝葉は仏壇に供えられ、樹皮や葉は乾燥させて抹香として用いられるそうです。
仏事と関連深い樹木ですが、全木に毒性を持つ有毒植物だそうです。
特に果実の毒性が強いようで、「悪しき実」と呼ばれたようです。

漢字では、木へんに密(樒)と書き、密教(山岳仏教)とも関係があるとか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三日月 | トップ | ちいさい秋みつけた »
最新の画像もっと見る

写真・花」カテゴリの最新記事