四季折々

~感じるままに~

ブドウの花切り

2021-05-14 08:16:25 | ぶどう・野菜
ブドウ(安芸クイーン)の花が咲き始めました。
昨日、ほぼ半日がかりで花切り(花穂整形あるいは房づくりともいう)を行いました。
これは、つきすぎている不要な副穂や支梗をカットする作業です。

こんな状態の花穂を
   
(赤丸印の部分に副穂(花房に近い大きな支梗)がついていましたが数日前にカットしておきました)

こんな状態にカットしました。
   

ハサミを使って上方の支梗を12~13段バッサリとカットしました。

この花穂はこんな状態を
   

こんな状態にカットしました。
   
下端から3.5~4センチメートルくらいを残しています。
上方に2個の支梗を残していますが、2回のジベレリン処理を行う際に目印に1個ずつ切り取ります。

花が咲き始めていた状態
   
上方の支梗から花が咲き始めていました。このような状態の時が花切りの最適期だそうです。

棚の状態
   
全部の花穂がこんな状態でした。
放っておくと、花ふるいを起こし、房全体がだめになります。
新梢はどんどん伸び、ほぼ棚いっぱいに広がりました。
新梢は1mくらい伸びると先端をカットしています。
何本かの新梢には1本に2個の花穂がついています。
この花穂は開花結実後は果房になります。この果房の成長状態を見ながら2個のうち1個はカットします。
また、状況を見ながら生育の悪いものは果房ごとカットします。
あと4~5日でほとんどの花穂が満開になるものと思われます。
満開時には、種なしブドウにするためのジベレリン処理を行います。
また、その10~15日後には肥大化促進のため2回目のジベレリン処理を行います。
その後は粒がどんどん大きくなっていきますので、摘粒などの作業が必要です。
わずか1本だけ趣味での栽培です。
今のところ花穂は100個前後ついているものと思います。
忙しくなりますが、成長が早いので楽しみです。


 

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