非常によく似た花同士に出会いました
トサミズキ(土佐水木)とヒュウガミズキ(日向水木です)
その1 トサミズキ(土佐水木)












こんなひと株でした。民家の門扉脇の花壇に植えられていました。
トサミズキは、マンサク科トサミズキ属の落葉広葉低木で四国地方が原産地だそうです。
トサミズキは、マンサク科トサミズキ属の落葉広葉低木で四国地方が原産地だそうです。
土佐(高知県)の山地に自生が多く、枝を切ると水気が多いこと、
あるいは落葉高木のミズキに 葉が似ることから名付けられたのだとか。
あるいは落葉高木のミズキに 葉が似ることから名付けられたのだとか。
庭木としての歴史は古く、江戸時代には葉に模様が入った斑入り種がもてはやされたとか。
その2 ヒュウガミズ(日向水木)






こんなひと株でした、住宅跡地のようなところで咲いていました。
ヒュウガミズキ(日向水木)も、マンサク科トサミズキ属の落葉低木で、本州の石川県から兵庫県の日本海側が原産地 とか。
名前は宮崎の日向に由来するのではなく、次の2つの説があるそうです。
ヒュウガミズキ(日向水木)も、マンサク科トサミズキ属の落葉低木で、本州の石川県から兵庫県の日本海側が原産地 とか。
名前は宮崎の日向に由来するのではなく、次の2つの説があるそうです。
①牧野博士の仮説「トサミズキより優しい姿をしていることから、ヒメミズキと呼ばれていたのが訛ったのかもしれない」
②主要な自生地は丹波、丹後、但馬地方なので、この地方を領地としていた明智日向守光秀に由来した名前に因んだ。
②主要な自生地は丹波、丹後、但馬地方なので、この地方を領地としていた明智日向守光秀に由来した名前に因んだ。
どちらも春に黄色の似た花を咲かせていますが・・・
大きな違いは花だそうです。
トサミズキは花が7~8個房状に垂れ下がるのに対し、ヒュウガミズキは花が小さく2~3個の短い花穂だそうです。
よく似た花なのに、不思議でおもしろいですね。
よく似た花なのに、不思議でおもしろいですね。