四季折々

~感じるままに~

クチナシの花3種

2022-06-10 08:06:40 | 写真・花
♪  いまでは指輪も まわるほど ・・・  ♪
 各地で今、クチナシの花が咲いています。
 クチナシの花にも色々あるようで、三種の花を見かけました。

 その1 八重咲きのコクチナシ(小梔子)・・・昨朝06:00頃出会いました。





コクチナシ(小梔子)は、普通のクチナシの変種だそうで、ヒメクチナシ(姫梔子)ともいうとか。
クチナシより樹高が低く、花や葉も一回り小さめのようです。
花の径は5㎝くらいでした。
上に伸びない分横に分岐し、広がるとか。一重の花のものもあるそうです。
近づくと、あのいい香りがしていました。

その2 オオヤエクチナシ(大八重梔子)
昨朝ウォーキングから帰ってみると我が家で1輪だけ開いていました。(07:00撮影)





八重咲きで、花も葉も普通のクチナシに比べ大型です。
バラのように見える純白で美しい花です。
花の径は10㎝くらいでコクチナシの倍くらいはあります。
中国原産のクチナシが、ヨーロッパに渡り、改良されたものだそうです。
そのため、セイヨウヤエザキクチナシとも呼ばれているそうです。
わずか1輪ですが、あたりにいい香りを放っていました。

その3 クチナシ(普通の梔子)
先日(5月30日早朝)写していたものです。開花時期は八重のものより早いようです。





ガレージの奥(4mくらい離れた所)で咲いていたのでズームアップして写させてもらったものです。
それでもいい香りが漂っていたので気づいたものです。
花径は60~70㎝くらいでした。

クチナシ(梔子)は、アカネ科クチナシ属の常緑低木で、原産地は日本や中国だそうです。
ひとえ咲き・八重咲き・大型のものと、いろいろあるようです。

果実が熟しても割れないため、「口無し」→「クチナシ」の名になったとか。
果実は漢方薬の原料や、たくあんの着色料など、昔から様々な利用がなされていたようです。
ただ、八重咲きのものは、オシベがない(花びらになる)ため、結実しないそうです。

冒頭の、 ♪ いまでは指輪も まわるほど ~ ♪ は、懐かしいいい歌ですね。
この花を見ると、自然に口ずさみます。


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